2012年06月の中古車相場情報 - Goo流通新聞

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2012年6月号のオークション相場

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GWを終えて相場上昇鈍る

 2012年6月のAA相場は、横ばい傾向で推移しました。
 5月の新車販売は引き続き好調に推移しています。登録車においては、前回のエコカー補助金のあった2年前とほぼ同水準で推移しています。また軽自動車は2年前の同時期よりも1~2割程度高い水準で推移しており、補助金が前回の5万円から7万円に上がった影響が出ていると考えられます。AA全体相場では2年前の同時期と比較して、高値であるにも関わらず、軽自動車においてはやや低水準になっています。軽自動車の中古車流通が2年前に比べてやや供給過多となっていることがうかがえます。
 エコカー補助金終了後、AA相場での反動などがあると考えられますので注意が必要です。
 また、どのジャンルにおいても、GW後5月中旬まで相場が上昇し、その後5月末に落ち込みました。しかし、ボーナス需要が高まる6月は各ジャンルでタイミングのずれはあるものの、再び上昇基調となっています。特にセダン、ミニバン、ステーションワゴンの回復が顕著で、軽自動車は、長期的に相場の変動が緩やかとなっています。

AA相場指数

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相場予想図

07月 08月 09月
・6月の相場上昇は緩やか
・駆け込み需要で上昇幅抑制か

~相場上昇局面も弱めの引き合い~

 GW後の相場推移は、例年と同様6月にかけて概ね上昇が続いています。しかし、その上昇幅は例年と比較すると緩やかです。その要因は、大きく二つ考えられます。一つは、夏のボーナスが減額傾向で、ボーナス商戦が低調なこと。二つめは、エコカー補助金の早期終了が報道され、新車の駆け込み需要で、相対的に中古車の引き合いが弱まっていることがあります。今後、夏に向け、補助金終了前までは、駆け込み需要の高まりで相場が下落、終了後は、中古車の引き合いが戻り、相場の上昇が想定されます。また、ユーザー心理は報道に大きく左右されるため、今後の報道にご注意ください。

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