日本自動車流通研究所（東京都中央区・磯貝哲也代表理事：以下、ＪＡＤＲＩ）は12月14日、「特別基調講演」と「交流忘年会」を都内ホテルにて開催した。

　特別基調講演は「業界動向と軽自動車販売のモデル事例」をテーマに船井総合研究所・菊池正寛氏が講演。
　平成の30年を統計と具体的事例を交えながら振り返り、切り口とビジネスモデルを磨き続ける大切さを唱えた。
　特別基調講演後に催された交流忘年会には、ＪＡＤＲＩ参画企業と多数の来賓が参加。交流を深める会となった。

　開会にあたり磯貝代表理事が挨拶に立ち、ＪＡＤＲＩ事業への日頃の協力に謝辞を述べた。続けて豪雨被害に対しＪＡＤＲＩによる日本赤十字社への寄付、ＪＡＤＲＩの一括査定事業の実績報告がなされた。一括査定事業の報告では、車齢の高年化による成約率への影響を課題に挙げ、流入経路の見直しや既に取り組んでいるテストを踏まえての営業活動の展開が話された。最後に「ＪＡＤＲＩは会員様、媒体様と情報交換を密にし、目標達成に向けて取り組みたい」と抱負が述べられた。