メトロ商事会長で、在福岡ロシア連邦名誉領事、ＪＵ福岡顧問などを務める田村文彦氏が７日１８時０５分、入院先の病院で逝去した。享年７８歳。ユー・エス・エスの元副会長。

　田村氏は胃がんのため、８月８日緊急入院、すい臓にも転移が見つかるなど完治が困難な状況だった。１０月上旬には一時危篤状態となったが、その後快方に向かい、最近では歩行訓練を開始するなど、退院を心待ちにする状況だったが、転院をきっかけに高熱を繰り返すなどの症状に見舞われ、闘病の末に７日夕刻に永眠した。

＜通夜並びに葬儀告別式＞　
通夜：１２月１２日（水）１８時から
葬儀：１２月１３日（木）１３時から
場所：福岡市中央区古小烏（フルコガラス）町７０-１
　　　　ＴＥＬ：０９２－５２２－０７８９
　　　ユウベル積善社福岡斎場（大式場）

　喪主は妻の田村恭子（やすこ）さん。葬儀委員長はメトロ商事の戸取和玄代表取締役、副委員長は藤井商事の藤井誓之代表取締役。　　


　１０月末にお見舞いに伺った際の田村氏はとてもお元気で、約１時間にわたり、和やかな雰囲気の中で昔話に花を咲かせた時の楽しそうな表情が印象的だった。帰り際に、握手を求められ、しっかりとした両手の力と温もりを感じられた感触は今も残っている。年末年始までにはお元気な姿で退院して、この業界に戻って来ていただけると確信していただけに、非常に残念な訃報だった。心からのご冥福をお祈りしたい。