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10月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

国内H2価格今後は強基調に転じるとの見方

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は11月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。10月の国内鉄スクラップ相場は、全国的に概ね様子見横ばいで推移した。電炉メーカーの購入量や輸出数量は盛り上がりを欠き、国内の需給バランスに大きな変化は見られなかった。月末時点のH2炉前価格は、関東が1万8500円~1万9500円、関西が1万9500円~2万円と、ともに前月末とほぼ同じレベルとなっている。

 一方、海外では原料炭価格の大幅上昇を背景にトルコ向け欧米スクラップ成約価格が月間で25ドル程度反発し、日本からの新規輸出相場も久方ぶりに台湾向け商談が再開されるなど強含みに転じた。国内高炉メーカーの市中スクラップ購入量が10月に一段と増加したことも影響し、新断ちの輸出成約価格は月間で3500円程度上昇している。

 国内では引き続き電炉製品の秋需不振がささやかれているものの、上級スクラップへの引き合いは国内外で堅調であり、原料炭スポット価格の上昇も続いていることから、約2ヵ月にわたって横ばい推移してきた国内H2価格も今後は強基調に転じるとの見方が増えている。

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