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9月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

需要の回復は見込み難い状況

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は10月3日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。9月の国内鉄スクラップ相場は、大きな価格変動もなく比較的穏やかに推移した。関東地区の価格は、輸出相場が下落基調を辿ったのと異なり、地場電炉向け価格に目立った動きは見られず、月末で前月末から若干下がったH2で1万8500円~1万9500円となっている。

 輸出価格の下落は、米国を中心とした海外市況が低落傾向を示し、日本産鉄スクラップの有力需要家である韓国、東南アジアの電炉からの購入が消極的であったことが指摘されている。一方で、国内での鉄スクラップ集荷は相変わらず低位に留まり市中に荷余り感は見られない。

 1ドルが100円近辺に張り付いた為替の下では日本産鉄スクラップに割高感が生じており、当面輸出向け商談の拡大は期待できず、国内では小形棒鋼の8月の生産量が65.3万トンと24ヶ月連続して前年同月比割れを記録するなど、こちらも需要の回復は見込み難い状況にある。ただ、高炉メーカーが原料炭急騰の影響もあり市中スクラップの購入を継続する姿勢を示し、上級品種には値上がり期待も出てきている。

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