全国オートバイ協同組合連合会（ＡＪ・吉田純一会長）は１１月２８日、「第１０回通常総会」を都内のホテルで開催した。
当日は、２５年度事業報告、２６年度事業計画などを審議し承認した。

　組合の２５年度事業では、２０１０年１１月に共有された「ＡＪビジョン」に基づいて、全国７ブロックで連絡協議会を開催。各地域の組織化推進、各共同組合相互の連携実施の報告がなされた。また、新たに長野県、沖縄県で協同組合が設立され、加盟組合は２６協同組合に増加。連合会の活動内容としては、引き続き二輪車ETC車載器販売推進、JACCSレスキューカード発行推進等の事業活動や二輪自動車公正競争規約の普及、定期点検整備促進キャンペーンの実施、有償運送許可研修会の開催、各種二輪車環境是正についての陳情等の二輪車販売環境整備事業についてが報告された。案件毎の報告の共同事業では、定期点検整備事業において数量の減少あったものの、二輪車ＥＴＣ車載器およびセットアップは予算案を上回るなど、関係各所の協力のもと、事業推進がなされた旨の報告があった。

　２６年度の事業計画では、ＡＪビジョンを基に委員会を軸とした継続事業活動を基本とし、新規事業への積極的な立案と取り組みを視野に入れ、各ブロック連絡協議会と連携しながら、事業計画を推進していく。また、二輪車販売店の社会的地位の確立とオートバイ小売業を代表する組織として活動を行えるよう組織化推進を行う。平成２６年は、東北、東海、九州を中心として組織化を推進し、全国３５の都道府県に組織が確立することを目標とした。

　総会後は、「第１０回通常総会懇親パーティー」を開催。関係団体、企業、政官界から多数の来賓が参列し、華やかな会となった。