自動車リース等を展開し555店舗のジョイカル加盟店を有するジョイカルジャパン（東京都品川区、中村靖弘社長）以下「ジョイカル」とマッハ車検を展開しているマッハ(東京都千代田区、玉中哲二社長）以下「マッハ」は、両社の築き上げてきたシステムやノウハウが融合することで、サービスの品質向上、導入企業の拡大を望む考えが一致し、戦略的提携の合意に至ったことを発表した。

　ジョイカルは、同社が自動車整備の資格を有する店舗とのFC加盟展開のため、リース販売車両はもちろんのこと、一般の整備車両に対するメンテナンスや車検がジョイカルグループの中で更なる増加が見込まれ、車販システム「JAS」とマッハの持つ車検システム「マッハタッチ」の連携強化は省力化及びDXの観点からも大いにソリューションを担うとしている。

　またジョイカルには現在、さまざまな車検チェーンに同時加盟する店舗が90ほどあるが、システム面での連携を実現するには至っておらず、自社システムを開発しているマッハと提携することで“車検から車販、そして車検”に繋げるリース車両拡販のモデル化に向けてシステム構築を加速させる。
　
　今夏にマッハの直営店である小倉東インター店(福岡県北九州市)がジョイカルシステム(JAS)の運用を開始する。ジョイカルFC店3店舗(石川県、鳥取県、島根県)でもマッハのシステムを稼働させ“車販から車検、そして代替え”に繋げるための活動を展開し、整備工場の顧客流出を防ぐ。さらに、既存加盟企業の機能補完(車販強化、車検強化)を積極的に推進し、今まで以上に付加価値の高いサービスの提供を可能にするとしている。