ＪＵ中国四国連絡協議会（安部英雄会長、ＪＵ中四国）は５月２４日、広島市内のホテルで「第４８回通常総会」を開催した。任期満了に伴う役員改選では、４期目となる安部会長の再任を決めたほか、中西信夫氏（ＪＵ岡山会長・理事長）と寺谷泰輔氏（ＪＵ鳥取会長・理事長）を新たに迎え、委員会の担当などを一部変更した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「令和３年度第１回会長会」と「同定例理事会」を通常総会と一括審議することで、会議時間を大幅に短縮した。

　安部会長は「（昨年のような）ｗｅｂも考えたが、役員改選などもあり、通常開催したいという三役の思いは一つだった。コロナ禍で緊急事態宣言が発令される中、こういう時こそＪＵが積極的に活動し会員のための取り組みを行う必要がある。『アフターコロナ』という言葉があるが、来年に向けて明るい話題も増えてきたのではないだろうか。一方で景気が回復することで、金利上昇などの懸念材料が顕在化することも考えられる。この１年、２年は中途半端な気持ちではいけない。ＪＵ中販連本部や各委員会、ブロック、各商組が連携し、皆さんとともに頑張っていきたい」と力を込めた。

　前年度のＪＵ中四国では、ＡＡ賦課金や会費などを圧縮する思い切った緊急施策を実施した。

　今年度予算では、青年部会活動費をしっかりと確保するなど、次代を担う若手経営者たちの育成にこれまで以上に注力することが確認された。

　全議案を滞りなく、審議・承認した後、今秋実施見通しの衆議院議員選挙区で広島３区の与党統一候補として出馬予定の斉藤鉄夫氏が来賓として挨拶に訪れた。

　ＪＵ中四国の新体制は次の通り（新任、変更分のみ）
　▽多田勇夫（ＪＵ徳島）＝総務委員長
　▽中西信夫（ＪＵ岡山）＝指導環境委員長
　▽寺谷泰輔（ＪＵ鳥取）＝検査委員長