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- 4タイトル併催、中四国最初のリレーAAは活況 2024年10月12日 [ JU山口 ]
- ベイサイド会場と同日の金曜日開催にて相乗効果 2024年10月11日 [ アライオークション仙台会場 ]
- 10月・11月は特設コーナー祭り開催 2024年10月11日 [ ZIP東京 ]
ベイオーク(大阪市住之江区、塩原淳平社長)は3月11日、「SUAA近畿ジョイント16周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数2004台を集め、71.1%の高成約率を記録した。このうちSUAA近畿の出品台数は510台に上り、成約率82.2%を記録するなど、AA全体を盛り上げる存在感溢れるジョイントAA開催となった。
SUAA近畿のセリコーナースタート前には、一旦セリをストップして16周年記念のセレモニーを開催し「昨年より新たな体制で運営に取り組ませていただき、早1年を迎えることとなりました。これも偏に、ご来場いただきました皆様、並びにネットよりご参加いただいております皆様のおかげと非常に感謝申し上げます。本来ならば事務局である新スバル中販がご挨拶をしなければいけないのですが、諸般の事情により参加することが出来ず、書面にてご挨拶をさせていただきます事をお詫び申し上げます。これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます」と、SUAA近畿事務局の挨拶文を和泉英雄会場長が代読した。
今回のAAでは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、スバル関係者は来場を控えたほか、館内で開催予定だったグッズ販売会も取り止めた。
こうした中、ベイオークの会場内では、アルコール消毒の徹底やマスクの配布など、しっかりとした感染予防対策のもとでAAが開催されている。ベイオーク名物の各種イベントも規模縮小などの自粛を余儀なくされているが、当日は2011年の東日本大震災発生から丸9年を迎える、忘れてはならない日。会場では規模を縮小、来場者制限を設けながらも東北支援のための「東北チャリティ販売会」を行なった。普段は会場入り口のオープンスペースに多くの来場会員が集まるイベントだが、今回は会場1階の会議室に設けた特設会場で最大5人までの入室制限とマスク着用という条件で開催した。
販売会では、東北エリアの特産品や雑貨などを割引販売、来場会員は東北の味覚などを安価に楽しめるほか、販売会の売上金と募金を合わせた総額11万3681円は東日本大震災ふくしまこども寄附金」に全額寄付される。津波被害にあった東北の漁師の婦人たちが編み上げた、漁網を再利用したミサンガなど、震災復興を支援する内容の商品が特徴的だった。
販売会会場などでは、東北地方の復興の様子や同寄附金の活用などの資料がパネル展示された。同社は塩原社長や社員有志が集まって津波被害があった南相馬市を訪れて植樹活動に参加するなど、震災当初から被災者支援のための活動に乗り出した。東北地方の物産品を購入して、今回のような販売会を実施、仕入れ原価を割る販売価格で会員に物産品を提供する一方で、被災地支援のための浄財寄贈なども行う。
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、全国各地では行動制限やイベント等の自粛が行われている。こうした中で、会員の健康を第一に考え、徹底した予防対策を実施する一方で、今回のような社会貢献のための取り組みを万全の対策を整えながら実施している。
25日開催の「2019年度決算記念AA」では、当初予定していたイベントを全て変更した。感染予防対策の一環で、会社などからのネット落札を想定して「ベイネット」を利用した落札台数に応じた落札台数賞(2台以上)を用意、賞品の発送は落札書類と同封して行うという。賞品にはタイムリーな手洗い用「ノータッチハンドソープ」を用意する予定。
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