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日産大阪オートオークション(大阪市此花区・吉岡末治社長、NOAA)は5月25日、「お客様感謝祭オークション」を開催した。セリ開始前のセレモニーでは吉岡社長が7月6日開始予定の「手ゼリ融合システム」の概要を説明し、来場会員にスタートに向けた協力を呼びかけた。手ゼリと外部応札を組み合わせた独自のオークションを行うもので、スタートに向けたシステム構築を急ぐほか、6月後半には模擬セリの実施といった運営準備に入る。
同システムは、NOAAの特徴でもある手ゼリの良さを残しながら、外部応札を組み合わせることで、バイイングパワーのさらなる強化につなげるもの。当初はアイオークとオートサーバーの2社について、「不在入札」が可能となる予定。また、レイシスソフトウエアーサービス(大阪市中央区・小野逸二社長)の提供するアプリ「リアルカーオークション(RCA)」を導入し、自社ネット会員を募る(入会金・年会費が無料)。RCAを通じたリアル応札と不在入札も当初から可能となる予定で、スマートフォン(スマホ)やタブレット端末からセリに参加できる仕組み。
同システムへの移行に際し、同社インターネットホームページ(HP)刷新も行う。6月15日開催のAA終了後に新HPに切り替える。6月22日開催のAAから新しい下見システムに移行する。車両画像がこれまでの3枚から5枚に増え、内装画像などが追加されるほか、撮影室の新設により、従来の3倍の照度でストロボ撮影し、鮮明な画像が掲載される。また、下見環境向上のため、立体出品ヤードの照明をLED照明に切り替え、ヤード内の照度を約2倍に向上した。
6月22日と29日のAAでは、融合システムのトライアルを実施する。来場会員とコンダクターの新システム移行を円滑にするもの。7月6日のサービス開始時には、評価点制度を導入し、外部応札に対応する。
オートサーバーからのリアル応札など、今後のサービス拡充についても今下期をめどに順次対応していく方針だ。
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