いまさら聞けない業界ＡＢＣ／希望ナンバープレートの有効活用

コラム 2013年05月02日

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全国自動車標板協議会のＨＰ

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国土交通省は４月16日に自動車の希望ナンバー制において、計３７通りのナンバーを抽選方式に変更する事を発表した。　

受付開始日は５月７日。
抽選日は１３日で１６日から交付を開始する。
今回追加されたのは下記の一覧表の通り。

希望ナンバー制度とは自動車（自家用車では普通車と軽、事業用車では普通車）のナンバーのうち、１桁～４桁のアラビア数字部分を自由に選べる制度。
３桁の分類番号やひら仮名は選ぶ事はできない。
１９９９年５月に２６種の番号からスタートして、現在では地域毎に抽選対象希望番号は違う番号となっている。

自動車の新規登録時か他府県からの転入時に、パソコンから２４時間３６５日申し込みが可能。
必要書類は自動車検査証および抹消（返納）証明書などで登録手数料は４千円前後。
抽選は全国自動車標板協議会のホームページで毎週月曜日に行われている。
ちなみに競争率が高いと思われる練馬ナンバーの普通車でも「１」「３」「７」などの１桁の数字に対して数件程度の競争相手しかいない。

希望ナンバーも一般的には自分や家族の誕生日や「３１０」で佐藤や「９３５」でくみこという名前にかけたものと思われるナンバーなどを良く見かける。
昔から品川・神戸・湘南などは人気エリアのナンバーだが、なぜか神戸ナンバーの「１３８」「３５８」だけが全て払出されて選ぶことができなくなっている。その理由は全くわからない。
今回の発表で追加された「１１２２」は１１月２２日を結婚記念日に選んだ人が多く、”いい夫婦”という語呂合わせが全国的に人気も高い。
また、ご当地ナンバーで富士山というエリアがあるが、標高の３７７６を選ぶ人が多いとされる。
その他にもゴルフ好きの人はパープレイを表す「３６３６」、矢沢永吉のファンは「８３０」、ミニクーパーで「３２９８」などオリジナリティの高い番号など組み合わせは非常に多い。

近頃ではこだわりのナンバーを目立たせるために字光式と言われる文字の部分が光るナンバーも若者世代のなかで増えてきている。

クルマで個性を主張する人が少なくなってきているが、希望ナンバー制度のように気軽に差別化を図れるツールを販売に生かしてみるのも面白いかもしれない。

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