３０周年記念は歴代２位、出品６８９１台集まる/ＵＳＳ九州

３０周年記念は歴代２位、出品６８９１台集まる

オークション 2024年11月23日

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暦年出品台数で２３万台超も照準にとらえる

会社名：ＵＳＳ九州

瀬田社長が会員への感謝の言葉を述べ、今後の発展を誓った

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　ＵＳＳ九州（佐賀県鳥栖市、瀬田大社長）は１１月１６日、「九州会場誕生３０周年記念ＡＡ」を開催した。同会場歴代２位の６８９１台を集荷、このうち４９６４台を成約し、成約率７２．０％、成約単価１０２万円という高水準の実績で盛り上がった。出品店件数も史上２番目の高水準に上るなど、６０００台近い新規出品車が集まるフレッシュな記念開催に、バイヤーからの熱いコールが応えた。

　セリ開始前のセレモニーでは瀬田社長があいさつに立ち「皆様のおかげで３０周年の節目を迎えられました。ＵＳＳグループでは、２０２６年１月の横浜会場リニューアルをはじめ、東京会場やＨＡＡ神戸会場などで新築建て替えなどを予定しています。こうした中で、今月末には鹿児島サイトの新事務所が竣工します。今後も福岡会場のリニューアルなども検討しています。これからもグループが一丸となって、会員の利便性向上に努めてまいります」と、感謝の言葉とともに、更なる発展を誓った。

　新美幸夫会場長は「本日、九州会場３０周年記念の開催を迎えることができました。振り返れば平成２年１月にＵＳＳ九州会場として第１回目のＡＡを開催し、平成６年から九州ゴールド会場としてスタートさせていただき、本日に至ります。この間、３０年もの長きにわたり、お取引いただいている会員の皆様のおかげと感謝しております。九州会場は今年、出品台数において順調にいけば、２３万台を達成できそうな状況です。昨年は２２万５０００台でしたので、何とかこの２３万台という数字にこだわり、今年を締めくくれるよう、がんばってまいります」と、心からの謝辞を述べた。

　当日はプライム系コーナーの出品が多く、フレッシュな出品車が多く集まった。同コーナーは７５％程度の成約率を誇る人気コーナーで（成約率が下降傾向に入った）１１月に入っても７０％以上を堅持している。「よく売れて、新鮮なタマが集まることで、好循環を生み出している」（新美会場長）とするように、毎週のように良質車が入れ替わり、活発な応札を引き出している。今回の記念ＡＡに際しては、昨年より１週間早い早期搬入で、ボリュームアップにつなげた。６０００台近い新規出品車を呼び込み、活気あふれるセリを展開した。

　一方で、ＵＳＳグループ会場が順次展開しているデジタル出品にも積極的に取り組んでいる。今回の記念開催においても出品全体の３２％を占めた。「今後も３５％、４０％を目標に会員へのアピールを行いたい」（新美会場長）とするように、デジタル出品の利点を訴求していく考えだ。

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