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トヨタユーゼック(千葉市美浜区、北口武志社長)は2022年4月21日、中古車小売店舗を併設した初の複合拠点「TAA静岡サテライト会場」を開設した。これにより同社が運営するAA会場は全国で13拠点となった。
同会場は、常設会場としての機能であるポス席98席・調整室・屋根付き検査棟をコンパクト備え、TAA中部会場を親会場とした中部会場の1コーナーとして実施。開設により、静岡県の会員は横浜会場、中部会場、静岡サテライト会場と選択肢が広がり、利便性がより一層高まる。
所在地は静岡県袋井市堀越字白羽ヶ崎1221、東名高速・袋井インターの程近くの好立地に位置し、静岡サテライト会場は敷地面積1万700坪、収容台数は約1000台の規模を有する。
当日はセリ前に北口社長が挨拶に立ち「1967年に日本初のオートオークションを開催、今年で55年目を迎えた。安心安全な中古車の流通を目指して、全国にオークション会場を拡大、最近では地域に密着した整備を進めている。一昨年は兵庫会場、昨年は愛媛サテライト会場をオープンした。これからの時代を考えると中古車の流通は地域に密着した形が望ましいと考え、この静岡県袋井市に13番目の会場をオープンすることとなった。今後は週1回のオークション開催に留まらず、皆様の中古車ビジネス全体を幅広く手伝っていきたい。また、地域に根を下ろしたTAAらしい会場にしていく」と述べた。
紺野一則サテライト会場長は「会員様を始め多くのご支援をいただき出品目標1000台を達成することができた。昨年から案内を始める中で、静岡県の皆様の温かみを感じている。今後は多くの会員様に利用していただくため会場の認知を高めていきたい」と抱負を語った。
当日のセリは出品1007台、成約837台、成約率83.1%、平均成約単価48万6000円を記録。グランドオープンに相応しい好結果となった。
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