8月鉄スクラップ市況情報 - グーネット自動車流通

2024年3月19日 [火曜日] 大安 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

8月鉄スクラップ市況情報

相場・統計 2021年09月15日
相場二通りの見方が存在したまま越月

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は9月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。

 7月に始まった高値修正の流れは、8月になっても継続しH2以下の中下級グレードは、関東、中部を中心に価格は下落した。他方、HS、新断の上級グレードは、海外および国内高炉メーカーの引きが強く値下がり幅は限られている。月末のH2価格は、関東が4万7000円~4万8000円、関西が4万9500円~5万500円を形成し、西高東低の状況は変わっていない。

 国際市況も下落しており、トルコ向け米国産HMS価格は450ドルCFRと1か月前と比較し50ドル値下がりした他、新型コロナウイルス感染再拡大の影響に伴う荷役の遅延やフレートの高騰が障害となり、ベトナム、韓国勢の日本産H2に対する引き合いも低調に推移している。

 加えて、鉄鉱石価格も中国政府の製鉄メーカーへの粗鋼減産指示を受けて、ピークアウトしており、中国向けスポットで130ドル~150ドルCFRと天井から70ドル程度の下げが報告されている。

 しかし、鋼材市況は高炉製品、電炉製品共に値上がり途上にあり、製鉄メーカーの鉄スクラップ需要は依然高く、夏枯れによる鉄スクラップ流通量低迷も相俟って市中に荷余り感は感じられない。市況先行きに関して、H2以下の値下がりは今後も継続するのではないか、と高値からの下落基調は鈍く秋需に向けて再び上昇に向かうのはないか、の二通りの見方が存在したまま越月する状況にある。

[PR]トレンドウォッチ

オークション一覧へ


企業・団体一覧へ


整備一覧へ


板金一覧へ


店舗情報一覧へ


ひと一覧へ


コラム一覧へ


新製品一覧へ


新車ランキング一覧へ


中古車ランキング一覧へ


FC加盟募集 アップル

荒井商事

ASNET

QuickXQuick

週間オークション情報

Loca Loca

オークション会場情報へ

成功事例集

バナー広告募集中

グーネット自動車流通へのご意見・ご要望

相場・統計関連の過去記事を検索する

日  ~  

【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること