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KCAA南九州(宮崎県えびの市、大峰高社長)は3月10日、「新会場7周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数は今年度4番目に多い1959台を集め、成約率は55.2%だった。今年9月、創立30周年を迎える同会場は同社グループで2番目に歴史のある会場。7周年を祝うため、多数の来場会員が集まり、活気溢れるセリを展開した。外部落札が5割に迫るなど、豊富な外部応札ネットワークと会場からの強い応札が相乗効果を生み、活発な「売り」「買い」を支えている。
セリ開始前のセレモニーには、地元宮崎県の自動車業界からJU宮崎の黒木嘉興会長・理事長が来賓として出席した。
大峰社長は「創立30周年を迎える今年、新会場も7周年を迎えます。本日は多数のディーラー出品をいただいたほか、皆様のおかげで天気にも恵まれました。最終最後までご参加、協力いただき、新会場7周年大記念AAにふさわしい活発なセリとなりますよう、願っております」と挨拶を述べた。
来賓として挨拶に立ったJU宮崎の黒木会長・理事長は祝辞を述べたほか、中古車流通業界としての取り組み課題などを提言した。
牟田会場長は「皆様方の多大なるご協力に心から感謝申し上げます。長丁場となりますが、最終最後まで活発なコールをお願いします」と謝辞を述べた。
同会場では今年9月の「創立30周年」に向けて、牟田会場長と営業スタッフ4人の5人体制で「創立30周年カウントダウンプロジェクト」をスタートした。当面は月1回のプロジェクトミーティングで意見を出し合いながら、イベント企画や会員への還元策などを検討していく。「コロナ禍で先が見えない中で、大々的なイベント開催は難しいかもしれないが、創立30周年を記念した会員への還元策などを積極的に検討していきたい」(牟田会場長)と話す。
同会場は地元に密着した営業活動が特徴で「会員の皆様に育てていただいた」(牟田会場長)とするように、南九州エリアに必要不可欠なAA会場として、会員に支えられながら、今年で創立30周年を迎える。
当日はリユースコーナーが81.3%、セレクションコーナーが64.2%、ディーラー&初出品コーナーが60.6%など、高成約率で全体をけん引した。
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