JAA／国内有数の輸入車コーナー、小売、ユーザー嗜好を反映　ネット接続拡充により高値「指名買い」事例も増加中

オークション 2011年04月26日

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毎回様々なハイレンジ車が並ぶ本館横のブース

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　JAA葛西会場 (東京都江戸川区)は4月20日、「輸入車祭り」を記念開催した。

　同会場は昨年より輸入車専門AAを運営するジップ（千葉県市川市）と提携し輸入車では国内有数規模の「ZIP・JAA輸入車コーナー」を展開している。JAA自体も輸入車の取扱いでは定評があったが、同コーナーの開設によって輸入車関係会員の参加も増加、有力な輸入車取引の機会としての認知も定着した。

　本開催は同コーナーに534台の輸入車を集荷、同会場正面のヤードには輸入車が並び、会員が熱心に下見、品定めに勤しんでいた。その内容もJAAの特徴の小売、ユーザー嗜好を反映したものが多く、また高額、希少車もファンの評価が高いモデルが出品されていた。

　セリでは売り手の掛け合に、品定めをした買い手の応札が押し合う展開で多数の取引が成立。取引結果に好感触を得た会員の反応も見られた。

　また、同会場では3月末よりオートサーバー（愛知県豊橋市）のAS入札が接続など、外部接続が拡充している効果から、ネットでの｢指名買い｣的な高値落札の事例が増加しており、会員に好評を得ている。特に同会場はユーザー嗜好を反映した良質車が主体のためネット経由の引き合いも強く、関係者は「時代を反映したニーズとして対応力を強化したい」としている。

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