会員による活発なセリ参加と地元ディーラーとの協力関係が特徴

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JU福岡(福岡県古賀市・徳永正義理事長)は4月20日、「オールディーラー協賛オートオークション(AA)」を開催した。出品台数が1658台の高水準となったほか、成約率は今年に入って4回目の7割超えとなる74.2%を記録する活況だった。今期に入って最初のオールディーラー協賛AAには全体の58.6%にも上るディーラー出品が集まり、バイヤーによる活発な応札がこれに応えた格好だ。
当日は出品台数1658台のうち、1230台を成約、成約率は今年最高タイの74.2%を記録した。成約単価は16万5千円だった。
同会場では、地元ディーラーとの協力関係が強く、年間5回開催するオールディーラー協賛AAでは毎回50~60%程度をディーラー出品が占めるなど、ディーラーの買い取り、下取り車など、小売り直結する良質車出品も多数集まる。そこに小売りダマを求めるバイヤーが多数集まることから、毎回7割前後の高成約率を記録、三菱系ディーラーとのジョイントAA「MAA九州ジョイントAA」や青年部主催による「青年部記念AA」とともに、同会場の高成約率基調をけん引している。3月開催のオールディーラー協賛AAでは、ディーラー出品比率が60%に上った。県内外ディーラーの強固な協力関係が特徴で、成約率を引き上げている。
次回のオールディーラー協賛AAは、6月8日開催の予定。5月11日には今期最初の「MAA九州ジョイントAA」も予定され、毎月のように地元ディーラー協賛によるジョイントAAが展開される。