新表示スクリーンの前での取引(10日撮影)
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TAA関東会場(千葉市美浜区)は3月7日の開催で成約率80.6%の実績を挙げ、過去最高記録を更新した。
同会場は08年秋のリーマンショック後の市場基調の中で、会員への取引機会とその効果を提供を最重視し展開、「1社1台出品・参加」の営業活動を徹底し推進。それが会員参加の増加と開催内容の拡充として表れてきており、今回の成約率新記録につながった。
それは他の指標にも明確に表れており、10日のイベント開催では出品社数が約300社と最高水準の実績で集荷も1,920台まで拡大。月単位でも出品店数は前年よりも増加しており「休眠会員の復活など、営業活動の手応えから着実に会員参加につながっている」(関係者)という状況。
この出品・参加した会員が応札にも加わり、TAAの会場間、場外と充実したネットワーク応札と相俟って活発なセリを形成。「よく売れて好取引が多くなった」「自分の出品を落札した会員の地域が多様で多くのニーズを実感した」(来場した会員)との反応も聞かれた。
この同会場の取引活性化への反響から3月17日には隔月定例の「フォークリフトコーナー」が会員の期末取引ニーズを受け2月に続き臨時開催されることに。
同会場ではこの取引の活性化をさらに推進すべく、営業活動の徹底した推進を図る構え。