セレモニーには大峰高社長、豊丸美行常務らが並び、会員に謝意を表した

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KCAA南九州(宮崎県えびの市・大峰高社長)は9月10日、「KCAA南九州創立23周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。目標の出品台数3000台に対し3261台を集荷するなど、盛大なAAを開催し、周年記念イベントを盛り上げた。セリ結果も成約率56.6%の高水準を記録、ネット落札台数が全成約台数の45%を占める831台に上り、このうち396台が自社ネットからのものだった。
セリ開始前のセレモニーで大峰社長は「タマ不足でクルマが少ない中、会員の皆様のご協力のおかげで、計画を大きく上回る出品台数3260台を集めることができました。ご参加の会員の皆様や地元ディーラー、買い取り店の皆様のご協力に改めて感謝いたします。地域の皆様にも支えられながら、23周年を迎えることができました。今後も地域の業界のためにも一生懸命、商いの場を通じて皆様の発展に貢献していきたい」と挨拶した。
また、大峰社長は「今期の出品台数は、8万3536台で前年実績を2168台下回ったものの、成約台数は390台増の2万9204台に増加した。自社ネットの充実による外部ネット応札の拡大も顕著で、今期は60%増の4662台までネット落札が増加した」と外部応札の急増に手応えをつかむ。
当日は、会場内で豪華賞品の当たる「ガラポン抽選会」を実施、食堂では数量限定で宮崎産うなぎを使用した「うな重」を振る舞った。計画を大きく上回る出品台数を集めたとだけあって、ヤードには良質車が所狭しと並び、臨時駐車場で対応するほどの盛況だった。
豊丸美行常務が「地元ディーラー、買い取り店から多数の初出品車を出品いただいたほか、売切り車も多く、活気あふれるAAを開催することが出来た。鹿児島サイトからの映像出品も過去最多レベルの台数が集まり、計画達成に大きく寄与した」とするなど、底堅い出品が今回の周年記念AAを支えた格好だ。鹿児島映像(ディーラー)が成約率91.2%を記録するなど、良質車を求める活発なコールがセリを盛り上げた。