JUコーポレーション/第16期株主総会懇親会で挨拶する元坂明社長

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JUコーポレーション(東京都渋谷区)は6月17日、都内のホテルにおいて、第16期株主総会を開催。上程された議案は全て承認可決された。
順調な「JUナビ」の利用、落札台数の増加とシステムの原価低減により、当期(第16期)決算は、売上高12億8019万5000円(前年度比15.7%増)、経常利益においては3億77万8000円(前年度比42.3%増)となった。配当金は、1株あたり2500円を実施する。
今年度は、「テントリ(展示車取引)」の推進、次世代JUオークションシステムの開発、企業系オークション会場とのネット事業における提携強化、「JUトレード」事業の拡充、「JUナビ」会員加入促進、JU中販連・各組合との連携強化に全力を傾ける。
なお、新任執行役員として、橋爪智彦明氏(執行役員システム開発部長)、原口広治氏(執行役員営業部長)が就任した。
総会終了後、会場を移し懇親会が開催された。冒頭挨拶に立った元坂明社長は、「厳しい経済環境にもかかわらず、JUナビの利用拡大、共有セリ機会場の拡大、JUトレードの増加等の結果、前年比40%増の利益を計上することができた。今後、小売対策事業としてJU展示車取引(テントリ)を新しい事業として今秋よりスタートする。この事業は単にJUコーポレーションとして開始するのではなく、JU中販連の重点事業として、全国組合員が一致団結して取組む。中販連会員に対して直接貢献できる事業としてJUコーポレーションもこれを全力で取組む。これまで以上にご支援をいただきたい」と述べた。