LED照明により立体出品ヤード内の下見環境は飛躍的に向上した

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トヨタユーゼックが主催するTAA近畿会場(大阪府寝屋川市)は3月末、2~3月にかけて実施したAA会場内のリフレッシュ工事を完了した。セリ会場と立体出品ヤードをリフレッシュし会員満足度を高めた。場内に90台を超える防犯カメラを新設したほか、立体出品ヤード内の照明はLED照明に一新した。下見環境を改善することで、出品店、落札店の双方の満足度を高めた。
TAA近畿会場は2013年度(13年4月~14年3月)、成約率でTAA全会場でトップタイの83.3%を記録した。出品台数は前年度比10.9%増の10万351台、成約台数は同15.5%増の8万3636台と大きく実績を伸ばした。
今年1月、新会場長に就任した矢谷直樹氏は「高成約率が特徴の近畿会場では、毎週多くの出品車が入れ替わる新規搬入率の高さが強み。年度末を乗り切ることができたが、多くの出品をいただきながらヤードの確保が課題となっている。会員に多大なご迷惑をかける中で、CS向上のためのリフレッシュ工事を実施した」と話す。
矢谷会場長は「広島会場での経験を生かしながら、『チームワーク』を大切にしながら、皆でAA運営を行いたい。自身も会場長でありながら1社員。皆で盛り上げ、人と人の間に生まれる信頼関係を大事にしながら、会員満足を高めていきたい」と今期の抱負を語る。
「矢谷新体制」で迎えた今期のスタートは「人」をキーワードにしながら、力強い一歩を踏み出した。