挨拶で「ディーラー会発足」の想いを述べるユー・エス・エス田村文彦副会長

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USS福岡(福岡県筑紫野市)は6月11日(火)、ヒルトン福岡シーホーク(福岡市早良区)において「USS福岡ディーラー会総会」を開催、50名のディーラー会員が出席した。
総会の冒頭、ユー・エス・エス田村文彦副会長が開会の挨拶に立ち、USSが九州進出後にディーラーの協力が成功の条件と判断し『USSディーラー会』を発足した経緯などを説明後、「USS福岡が売り易い・買い易い魅力あるオークション創りを目指す上で、ディーラー各社様の協力は欠かせません。皆様にとって『使い易い商いの場』を目指していく」と挨拶を述べた。
続いて同会場の谷口光宏GMが、平成24年度ディーラー会員出品台数実績及び開催当たりの出品比率(23・2%)、さらにディーラー出品車の成約台数実績を報告。ディーラー協賛記念AAの成約率については平均63%の高実績と詳しい説明が行われた。
また、総会では『自動車流通新聞発行人・取締役倉元進氏による「中古車業界の現状と今後の展望と対策」について講演が行われた。
総会後に懇親会が開催され田村文彦副会長から、三島敏雄専務取締役・九州会場長をトップとする新役員体制と福岡会場の会場長に就任した古賀靖永執行役員の紹介があり、6月25日(火)開催の株主総会をもって退社する八尋一記参与の紹介が行われた。
三島敏雄専務は「総会で配布した講演会資料を皆さんが席に置いたままにせず、持ち帰っておられたので内容が参考になったと思う。懇親会も終始、和やかな雰囲気で、ディーラー会員同士の親睦が深められ良かったと感じている」と総括を述べた。
【講演概要】
1・国内の人口減の推移と世代別人口。2・保有台数と使用年数の推移。3・車販と維持管理費。4・消費者動向リサーチ結果。5・オークション出品車の傾向。6・顧客満足度が高い異業種の事例。7・ディーラーで改善すべき対策。8・生き残りの「キーワード」。