「変化への挑戦は組織を預かっている者の責務」高木讓理事長挨拶

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JU奈良は5月18日、奈良県大和郡山市の常設AA会場にて「第1199回法人設立12周年記念」を開催、出品643台(成約374台・率58・2%・単価26万1,000円)を集荷した。
セリ前の記念セレモニーで挨拶に立ったJU奈良高木譲理事長は、「12年前に法人化に挑み、当時私も63歳でしたが今年75歳となりました。昨年10月から試験的にオークション事業を組合主催の運営に戻し、今年4月からは本格的に組合AAとしました。また、組合運営に戻すことに『なんで変えるねん。今のままでええやないか』と反対意見もあったが、組織を活性化しようと思うと、良くても悪くても『今を』変えないと発展・成長は無い。それが組織を預かる者の責任であり私の信念でもある。無理に変えなくても良いのかも知れないが、既に10年を超えたものを変えないと数年後に必ず綻びが出る。今後、オークション事業は職員が主導で行い、役員はそれを全力でバックアップする。この4月に『収益事業本部』を新設、本部長には中川憲二副会長・副理事長に就任して頂いた。また、同事業部の中にある『オークション事業部』は、坂田由実部長を責任者とした。さらに『封印事業委員会・委員長』には山野敏行小売振興委員長が就き、封印事業を積極的に行っていく。この収益事業本部が中心となってJU奈良の財政基盤の確立と会員支援に取り組んでいきたい」と語った。