左から國枝功氏、石田博史氏、高屋常男氏、小木曽洋氏
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JU岐阜(岐阜県羽島市・高屋常男理事長)は3月30日(土)に「年度末大感謝AA」を開催した。これは岐阜県中古自動車販売商工組合が主催する最後のイベント。今後は新会社のJU岐阜羽島オートオークションが会場運営を務める。
当日はセリ前のセレモニーに過去3代の理事長とJUグランド倶楽部の総務委員の石田博史氏と現役員の大半がセレモニーに出席、最後のオークションに4544台を集荷して有終の美を飾った。
今回は組合主催ファイナルイベントに駆けつけた3人の理事長にお話をうかがう。
●高屋常男現理事長
「これまで組合が運営してきたオークション事業を4月から新会社のJU岐阜羽島オートオークションに託します。思い起こせば組合がオークションをスタートしたのは組合が発足した昭和54年4月からで丸34年間となります。当時はコンピューターも無く、月に1・2回岐阜市内の競輪場駐車場にその都度テントを設営して、500台前後を手ゼリで開催しておりました。そこで7年5ヶ月間セリを行い、昭和61年9月に現在の岐阜羽島にポスシステムによる常設会場を建設して、現在では毎週約4000台規模の取引ができるまでになりました。会員の皆様とこれまで尽力頂いた歴代の役員の皆様に心より御礼申し上げます」
●小木曽洋元理事長
「競輪場でオークションを開催していた頃は『夏は冷房、冬は暖房のきいた快適な環境でセリをやりたい』『温かいトン汁を食堂で食べたい』という思いで岐阜羽島に移転してきました。それから約27年間、皆様のお役に立てる取引の場所となるよう全力で努力して参りました。今日はファイナル(最後・さよなら)のイベントですが、決して寂しくはありません。新組織の新しい門出の日です。新体制で精一杯頑張っていただけると思いますので、皆様のご協力をお願い申し上げます」
●國枝功前理事長
「私が理事長の役を務めた7年の間に現会場のこけら落としや多くの貴重な経験ができました。当時ご協力頂きました関係者の方や諸先輩の方々に心より御礼申し上げます。当時は私の力不足で事務局に運営を一任したことで、幸運なことに事務局主導型のオークション運営の基礎ができたのではないかと思います。株式会社となる今こそ、会員のための「exerence For You」をテーマに本当の意味での事務局主導のオークション運営を大いに期待いたします」