3月2日「オートサーバーリアル」接続スタートを発表する菊地社長

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HAA神戸(神戸市中央区・菊地秀武社長)は、3月2日開催の第651回AAより「オートサーバーリアル」の接続を開始した。
セリ前に挨拶に立った菊地秀武社長は「これまでオートサーバー社の接続はAA入札・ASワンプラの2つでしたが、本日から新たにリアルが加わりました。ASワンプラ、はJAAWEB/HAAWEBの「ワンチャンスで毎週落札される約400台中約40%を占める実績を収めており、接続後はさらにセリが活性化されると期待している。また、外部から安心して落札頂けるよう今年1月から内装評価の5段階評価と傷や凹みの大きさが分かる数値評価を実施している。さらに4月から会場内に喫煙室を作り分煙化するなど、環境整備にも力を入れていく」と挨拶を述べた。
記者会見で菊地社長は「オートサーバーリアルの接続でさらにネット落札が増えると期待している。オークション会場は検査の精度向上が会員満足のキーワードであり、最重視している。検査クレームの大半は見落としだが、当社は昨年実施した「検査に対する会員アンケート」の結果を検査員に全て見せたことで検査クレームが激減している。外注先を含め、検査員が自分達の自己評価とお客様の評価のギャップを知ることで大きく意識が変わり、仕事の緊張感が高まっている。来月4月には、検査部門に新卒社員10名を採用する予定だ。昨年4月にも8名の新卒(検査員)を採用しており、検査部は31名の体制になる。さらに検査の精度を向上させたい」と語った。
また、会場設備やその他の改修・改善について、「会場設備面では、トイレのウォシュレットを全て取り替えた。また、4月に分煙室を1Fに1カ所、2Fと3Fに各2カ所計5カ所に新設する。さらにVIPルームを全面改修する。その他にも会場内外の水銀灯を全てLEDに交換していく。オークション運営面では、現在ランクル・ハイラックスサーフ・プロシードなどが『バントラコーナー』に入っているので普通車のカテゴリーに変更する。お客様の意見を伺うことで改革・改善を図っていく」と今後の計画を語った。