アライオートオークショングループ(荒井商事・神奈川県平塚市・荒井亮三社長)は2013年初セリを1月2週(8日~12日)に開催した。
「初セリ」では会場毎に特設コーナーの設置、福袋の配布や抽選会を実施。ケータリングサービスや豪華昼食など、新年ならでは企画を多数用意。会員をもてなし、同会を盛り上げた。
各会場で開催の挨拶が行われた中、1月10日開催の小山4輪「2013年初セリ4WAA」では、荒井寿一会長が「業界は、まだまだ明るい兆しが見えていないが、アライブラントとして皆様のご商売に役立てるよう、精一杯努力していきたい。箱根駅伝で優勝した大学の監督が、優勝出来た要因として『一つ一つやるべき事をきちんと徹底し続けてきた結果』とコメントしていたが、我々も一つ一つの業務を大切にこなす事で目標を達成出来ると感じている」と述べ挨拶とした。
続いて、斎川康次支店長は「昨年の平均出品台数は約660台、成約率は約60%でした。会員の皆様には感謝申し上げます。本年は、65%以上の高成約率会場を目指し、マナーアップも含め、スタッフ一同頑張って参ります」と抱負を語り挨拶とした。
同12日は小山バントラ会場にて「2013年初セリ記念バントラAA」を開催。
開催のセレモニーで挨拶に立った荒井寿一会長は、昨年のバントラ会場の高実績に謝辞を述べ、「円安傾向が進み株価も上昇し、オークション会場にとって良い環境になり期待感の高まる年始となった。我々は昨年同様に地に足をつけて一歩一歩、自分たちにできることから進めて行きたい。小山バントラAAは従来トラック、バントラ専門AAだったが、AAで扱う商材の幅が広がり、評価をいただきつつある。今後も、皆様が売り買いできる商材として有益なものを掘り出し、オークションの幅を広げて行きたいと考えている。我々の事業は、会員の皆様により成り立っている。アライを利用して良かったと思って頂ける会場作りを目指し、邁進します」と述べた。
アライAA各会場「初セリ」の結果は次のとおり
1月8日
【ベイサイド2輪】
出品数 504台、
成約数 418台、
成約率 82.9%
【福岡2輪】
出品数 142台、
成約数 117台、
成約率 82.4%
【仙台4輪】
出品数 232台、
成約数 138台、
成約率 59.5%
同10日
【小山4輪】
出品数 496台、
成約数 326台、
成約率 65.7%
同11日
【ベイサイド4輪】
出品数 1,553台、
成約数 1,098台、
成約率 70.7%
同12日
【小山バントラ】
出品数 3,941台、
成約数 2,254台、
成約率 57.2%
ベイサイド4輪の成約率は70%超を記録。小山4輪も本年の目標値65%を超え、高実績を記録した。小山バントラも約4,000台を集荷、成約率も57.2%の好結果となった。昨年に引き続き各会場共に高成約率を記録した開催となった。