開催の挨拶に立つ新井栄一会場長
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USS群馬(群馬県藤岡市・安藤之弘会長兼社長)は10月13日、「USS群馬13周年記念AA」を開催した。
当日の出品数は3,231台を集荷。同会場における最大イベントAAとなる周年オークションに花を添えた。
開催の挨拶に立った新井栄一会場長は、「早いもので13年を迎えることができました。これも本日ご来場の皆様方、多くの会員の皆様方のおかげと心より感謝申し上げます」と謝辞を述べた。併せて、「13年前の同会場は北関東・甲信越の地域流通を担う立場であったが、インターネットの登場など時代の変化と共に広域流通へと変わり、今では会場外からの外部応札も半数を占めるほどになり、オークション環境、流通の環境が大きく変わった。しかしながらオークション会場の使命は、ここで商売をする人に如何に良い商いをしてもらうかが一番」と語った。また、10月より組織変更となったこの機会に全社一丸となって皆様の商売の役に立てる会場作りを目指すと述べ、挨拶とした。
当日は、同会場の高成約コーナーである「プライムタイム」が75.2%、「4WD」が67.0%、「10万MAX」が66.5%とそれぞれ高実績を記録。出品者とバイヤーの期待に応える好結果となった。
当日の結果は、成約台数2,132台、成約率は66.0%の高実績となった。
今後について新井会場長は、「群馬は東北と関東の間に位置し、流通の拠点となる『地の利』がある。また車の質も良い。出品台数も意識はするが、成約率が会場の命になってくる。売る人、買う人の双方が儲かるには成約率が60%を超えることが大切」と語り、より一層商売の役に立てる会場作りを目指す。