リビエラリゾート／「湘南ＥＣＯＴＯＷＮリビエラ逗子マリーナ」プロジェクト始動　環境に配慮し、電気自動車の導入、普及を目指す

企業・団体 2012年10月13日

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挨拶をする渡邊昇社長

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日本のマリーナの草分け的存在として知られる逗子マリーナで、ハーバー事業、リゾートマンション・リゾートクラブ運営事業など、複合的なマリーナオペレーションを展開する株式会社リビエラリゾート（神奈川県逗子市・渡邊昇社長）は９月１７日、逗子マリーナ内ブルービスタリビエラで、電気自動車の積極導入、普及を目指したプロジェクト「湘南ＥＣＯＴＯＷＮリビエラ逗子マリーナ」の発表会を開催した。

「湘南ＥＣＯＴＯＷＮリビエラ逗子マリーナ」は、世界遺産の認定が待たれる「鎌倉」を拠点に本格的なエコロジー活動を広めることを目的にしたプロジェクトで、日産自動車や三菱自動車、メルセデス・ベンツ日本の自動車メーカーやエネルギー関連会社が参画。電気自動車と人力車が行き交うＣＯ２なしの街づくりを推奨し、同時に太陽光発電・風力発電・波力発電などの自然エネルギーの活用方法についても積極的に取り組んでいこうというもの。

第一弾としてＣＯ２排出のない電気自動車の積極導入、支援、広報活動協力をなど開始していく。具体的には、日産のリーフ、三菱のアイミーブ、メルセデス・ベンツのスマートを逗子マリーナに集結させ、いつでも電気自動車を見て、触れて、試乗できるような環境とする他、施設内に急速充電器１機、普通充電１機、２００Ｖ充電プラグ２本、１００Ｖ充電プラグ２本の計６台の充電設備を完備した近隣地域で最大級の充電ステーションを完成させていく。

また三菱アイミーブを利用したカーシェアリング、施設内移動にセグウェイを利用するなど、環境に優しい乗り物の導入と利用方法を各方面に提案していき、将来的にはスイスのユングフラウのような電気自動車やセグウェイ、人力車のみが通行するような環境についても支援していく。

また太陽光、風力、波力など自然エネルギーの積極的な利用や循環型有機農法として食の完全リサイクルの実用化し、医食農同源の意義を広めることもプロジェクトの重要な活動としている。

発表会には主賓として黒岩祐治神奈川県知事が出席し、「渡邊社長とは古くからの友人であり、これまで交流を深めてきたが、交流も長年積み重ねると『思い』と言うのは同じになるものか」と語り、『神奈川県知事として、「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向け、「神奈川スマートエネルギー構想」、「医食農同源の提唱」、「水のさと　かながわ」を掲げているが、まさに、私が「こんな神奈川」をつくりたいという思いを体験していただける場所になるものと確信している』とエールを送った。

なお当日は、「しょうなん・逗子マリーナ海の駅」認定式典が合わせて開催され、国土交通省海事局船舶産業課舟艇室岩本室長より、海の駅の制度の主旨、成り立ちの説明がされた後、今回認定を担当した東日本海の駅設置認定委員会の本田委員長から認定書が渡邊社長に手渡され、ここに「しょうなん・逗子マリーナ海の駅」が正式に誕生した。海の駅としては、全国１３８ヶ所目。

◆渡邊昇社長談
「リベエラグループは２００１年からこの地でマリーナ事業をはじめとする各種事業を開始した。これまで順調に事業を展開できたのは、この逗子を中心とした自然環境、またきれいな相模湾があってこそだと思っている。そこで、この相模湾、また逗子の環境を維持保全していくことが私どもの使命だと考え、このたび湘南ＥＣＯＴＯＷＮリビエラ逗子マリーナとして旗揚げをし、より一層環境への取り組みを密にしていきたいと考えた。現在は地震や津波などへの恐れもあり、海に対して消極的なイメージも出てきているが、この相模湾に囲まれた素晴らしい湘南にたくさんの方が訪れたくなるようなネイチャー体験型エコロジータウンにし、新しい湘南を創造していきたい」。

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