USS九州(佐賀県鳥栖市・安藤之弘社長)は、11月19日(土)に開催した「17周年記念」で現車出品の最高記録を更新する6,464台を集めた(成約3,152台、成約48・8%)。
セリ前の記念セレモニーで挨拶に立った田村文彦副会長は、「平成6年、3,000台規模の開催が定着し旧会場が手狭になり、移転から17年目を迎えた。当時は国内初の対面式V字型ポス席で注目を集め話題になった。6,464台という台数を集め、17周年を迎えられたのも会員皆様のお陰です。今、日本は3月に発生した東日本大震災で大変な状況ですが頑張っていきたい」と謝辞を述べた。
当日ポス席はセリ前から満席状態、取引賞として「16周年記念」で好評を博した堂島ロールを大阪から空輸、2台以上の取引があった会員にプレゼントされた。また記念特別企画で55大型テレビやPCなどが当たるルーレットダーツゲーム(1投500円)、取引会員へのガラポン大抽選会なども行われ、セリムードは大いに盛り上がっていた。さらにUSSグループのアビヅ(愛知県名古屋市・瀬田大社長)が商品を出展し、タイヤやカーナビなど、アフターパーツなどが販売された。
記者会見で田村副会長は17年間を振り返り、「USSグループで国内2番目の会場として誕生した九州会場(旧ファースト会場)が、土曜日開催で3,000台近い出品を集めるようになり、記念開催などで不本意ながら出品を断る事態も起こっていた。また満席でポス席に座れない会員が早朝6時過から並ぶなど、急増した出品と来場者に対応するためオークション会場を移転した。当時の会場名はゴールド会場、3,258台の出品でスタートが出来、成功を確信していた。今回の6,500台近い出品は、九州・中四国の会員皆様から期待頂いているからだと思う。現場の努力で積み上げてきたUSSブランドが九州・中四国エリアの会員から「安心して売れる・買える会場」として高い支持を得られている。10月からスタートしている『チャレンジ5000』のロングランキャンペーンが奏功し、出品実績が前年度対比で二桁の成長が出来ている。来年度以降、中古車市場は更なる大競争時代に突入する。流通市場の変化に素早く対応し、会員の期待に応え続けるオークション会場を目指していく」と語った。