あいさつに立つCAA柘植取締役(左)とJU岩手小原理事長(右)

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CAA東北(岩手県紫波町、斉藤啓太社長)は6月17日、「JU岩手協賛CAA創業記念AA」を開催した。
当日のセリは昨年同会を上回る1032台を集め、新規出品車比率84.4%を占める新鮮なタマに活発な応札が集まり成約805台、成約率78.0%、平均成約単価32万4000円の高実績を記録した。
セリ前のセレモニーであいさつに立った柘植洋輝取締役は「この度、CAAグループは創業37周年を迎えることができました。これもひとえに会員皆様のご支援の賜物と、深く感謝申し上げます。また、今回の協賛をいただきましたJU岩手様に重ねて厚く御礼申し上げます」と謝辞を述べた。
続けて、会員からの意見を受け、CAA東北は出品台数の増加に伴う搬出時の接触事故リスク低減のため、6月より車両搬出通路を一方通行に変更したと告知。柘植取締役は、今回の変更が安全確保のための重要な取り組みであるとして、会員への理解を求めた。
最後に「CAAは今後も会員様の声に耳を傾け、新たなことに挑戦し、選ばれる会場づくりを進めていく」と述べた。
JU岩手の小原隆孝理事長は、多数の来場と出品に謝辞を述べ「日頃より、JU岩手の事業に協力いただき感謝。本日は東北6県の皆様からもご出品、ご参加いただき感謝」と謝意を表し、夏商戦に向け活発な応札を呼び掛けた。
最後に村上高志会場長が、多数の出品と来場に謝辞を述べ、当日のイベントを紹介した。
CAA東北の昨年度実績は、出品台数・成約台数ともに二桁の伸長となった。一開催平均の出品台数は719台(前年度比112.8%)、同成約台数は543台(同120.5%)、同成約率75.5%(同4.8ポイントアップ)の高実績を記録した。
今年度の4月・5月の開催実績においても昨年度をさらに上回る高実績を記録している。一開催平均出品台数は1050台(前年同期比149.0%)、同成約台数も772台(140.6%)、成約率も73.5%の高水準を記録し、昨年度実績を大きく上回っている。
CAA東北は、早期の出品車情報確定や構内ルールの徹底を通じ、会員の利便性向上と会場運営の効率化に努めている。また、外国人会員の増加に合わせ、礼拝所の充実も図っていく。
柘植取締役は「来場の機会を活かし、会員様とのコミュニケーション強化を図っていきたい」と話し、会員の声に耳を傾け、選ばれる会場づくりに取り組んでいく考えだ。