東北6県の青年部会長、澤田JU中販連会長、高橋JU東北会長らによるパネルディスカッション

拡大
JU東北連絡協議会は10月24日「第28回JU東北青年部大会・第36回JU東北経営者セミナー」を仙台市で開催した。
開会に際し、高橋保JU東北会長は「年に一度の本会は組織の意味を再確認できる。皆で話し合い、震災などの困難を乗り越える良い機会に」と挨拶。
続いて石山英二同指導環境委員長(JU青森)、阿部裕充同青年部代表幹事(JU宮城)が開催の謝辞を述べた。
まず、青年部大会では澤田稔JU中販連会長による基調講演が「業界の現状と今後について」の主題で行われJUの震災時の義援活動、そして販売士制度、JU共有化システムなどの取組みを挙げ、「JUの今後の推進に青年部がJUを大きく変えるつもりで活動、提案してほしい」と述べた。
続いてパネルディスカッションを実施。各県青年部会長6名と高橋会長、澤田会長、石山指導環境委員長により、「今後の青年部の果たす役割とは」の主題のもと、震災からの復興、組織力の向上、販売士制度の推進などについて意見を交わした。
経営者セミナーでは仙台大学の高成田亨教授による「震災復興と今後の東北経済」と題する講演が行われ、世界経済的な観点、そして水産など東北の産業を研究した経験から、復興には「農林水産業の第6次産業化など東北の豊かな自然と風土を活かした付加価値化」が期待されると説いた。