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関東中古車AA流通状況(5月中旬~下旬)/流通量減少基調が「安定化した」動きに 新車生産回復の動きから下げ止まり要因も見え始める

 関東地区のAA中古車流通は5月中旬から下旬、新車減産に伴う流通台数減から派生した動きが見られる推移となった。

 新車減産により、販売は前年比約33%減と4月同様の減少、中古車発生、中古車AAでの流通量へと減少が作用する震災以降の構図が引き続いている状況。これが、幾らか安定要素も見え始めているのがこれまでと違うところ。

 まず、新車生産回復への動きが各方面で見られ始めていることで、詳細は後述するが、減少作用自体はこの4~5月が底と言える状況が見えてきたこと。そのため、中古車流通自体も5月各週で緩やかに減少と比較的安定で推移した。

 しかし、市場上流の新車生産で下げ止まりの要素が出ても、それが中古車流通に作用するには若干時間を要し、また6月からは時季的な減少要因も作用することから、まだ減少する動きは続く。

 しかし、当初の年度後半まで新車減産が続く予想から、上半期に回復が進行する見込みが出るほど復旧が早く進行しており、中古車流通の時季的減少を回復要因が上向かせるかが今後のポイント。

 また、現在の減少した流通量に対して成約率が5~10pt近く上昇しているのが現在の取引基調。また高単価化も進行が見られることから、暫くは高成約取引基調を土台にニーズの変化による変動が続くものとみられる。

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