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6月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

先安感を漂わせながら越月

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は7月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。

 6月の国内鉄スクラップ市況は、5月末に始まった125円/ドル台の円安を背景とした輸出価格主導の値上げが中旬以降沈静化し、その後の輸出価格の下落が足を引っ張る形で月後半から全国的に弱基調の展開となって、特に輸出動向の影響が大きい関東地区では月初比較1,000円~1,500円下がりH2ベース2万5,000円前後となっている。

 国際市況も、イスラム圏諸国のラマダン入りに伴いトルコの買いも慎重姿勢となり、同国向け輸出価格は10ドル~20ドル下がったと言われ、米国シッパーの売り腰は弱まっている。韓国向けに約3ヶ月ぶりに米国産スクラップの成約が報道されたが、価格は需要家の意向を反映したNO1HMSで270ドル(CIF)以下と見られる。この為、韓国需要家の日本産スクラップへの買い意欲も減退しており、FOB成約価格も先行き更なる値下がりが避けられない状況にある。

 夏場に向けて、電炉メーカーの炉休も始まり、鉄スクラップ需要増は見込めない状況下、市況は先安感を漂わせながら越月している。

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