日本自動車整備振興会連合会(日整連)・日本自動車整備商工組合連合会(整商連)は６月２７日、都内のホテルにおいて「日整連第１０６回定時総会」・「整商連第８９回通常総会」を開催した。
総会冒頭で挨拶に立った坪内恊致前会長は、「日本の経済状況については、昨年安倍政権が打ち出した大胆な政策により全体として明るさが戻った。増税前の駆け込み需要もあり新車販売が飛躍的に増加した。しかしながら今年度については、増税による反動減から厳しいスタートとなった。再び持続的な回復基調につなげていくため、政府の積極的な経済政策が期待される。景気回復が中々実感できない地方や中小企業も明るさを感じられるよう期待をしている。一方、整備業としては、デフレ脱却に向けた全体の流れを受けて、業界の基盤強化のため、取り組むべきことは積極的に取り組むことが求められている。こうした状況の中、日整連では、一般社団法人として適正な団体運営に努めるとともに、自動車整備業のビジョンの確実な実施、また、整商連では、これからの商工組合事業の在り方について、業界の活性化に向けて事業の推進をしていく」と述べた。
平成２５年度の事業報告では、業界振興・活性化、業界健全化、法制・税制、行政協力・交通安全、情報通信技術(ICT)化促進、環境保全・省資源、自動車使用者、整備技術の向上、自動車整備技能登録試験、広報・国際協力、共済福祉事業、組織運営について、それぞれ実施された対策が具体的に報告された。
また、今年度は役員改選時期にあたるため、改選案が理事会に上程され、新会長には、橋本一豊氏（兵庫県自動車整備振興会会長）が就任、坪内恊致会長（愛知県自動車整備振興会会長）は理事顧問に就任した。また、新任副会長として、渡邉芳博氏（宮城県自動車整備振興会会長）、竹内貢氏（滋賀県自動車整備振興会会長）が選任された。
橋本一豊氏は会長就任の挨拶で、「改めて責任の重さを感じている。全力で整備業界の発展のため、また、整備振興会・商工組合の皆様の期待に応えることが出来るよう最善を尽くす覚悟である。自動車整備業は、車の安全・環境に対し大変大切な社会的役割を担っている。車社会を支えるには、地域の経済や社会にとって欠かせない大きな存在である。しかし、業界の現状を見ると、少子高齢化、ユーザーニーズの多様化、新技術の伸展等、取り巻く環境が大きく変わってきている。厳しい利用環境が続いている。そのため、業界の継続的発展を目指し、全力で取り組んでいく。幸いにも坪内前会長を始め、多くの皆様の努力によって、進むべき方向に的確な道筋をつけてもらっている。新しい時代の要請に応えて、力強い整備業として発展することが出来るよう努めていきたい。また、坪内会長から受けたバトンをしっかりと次に繋いでいきたい」と決意と抱負を述べた。
【橋本一豊（はしもとかずとよ)氏略歴】
昭和7年10月11日生 本籍：兵庫県
学歴：昭和31年3月神戸大学経済学部卒業
職歴：
昭和37年7月 (株)マツダオート兵庫取締役
昭和43年5月 (株)神戸マツダモータース取締役
昭和55年7月 (株)マツダオート兵庫代表取締役社長.
昭和55年7月 (株)神戸マツダモー夕一ス代表取締役社長
平成12年6月 (株)神戸マツダに組織変更代表取締役会長 現在に至る
団体歴：
昭和54年4月 社団法人兵庫県自動車整備振興会理事
昭和54年5月 兵庫県自動車整備商工組合理事
平成5年5月 社団法人兵庫県自動車整備振興会会長 現在に至る
平成5年5月 社団法人日本自動車整備振興会連合会 理事
平成15年5月 兵庫県自動車整備商工組合理事理事長 現在に至る
平成15年5月 日本自動車整備商工組合連合会理事
平成18年5月 社団法人日本自動車整備振興会連合会 副会長
平成18年5月 曰本自動車整備商工組合連合会副会長
平成21年5月 自動車整備技能登録試験中央委員会委員長 現在に至る
平成26年6月 一般社団法人日本白動車整備振興会連合会会長 現在に至る
平成26年6月 日本自動車整備商工組合連合会会長 現在に至る
総会冒頭で挨拶に立った坪内恊致前会長は、「日本の経済状況については、昨年安倍政権が打ち出した大胆な政策により全体として明るさが戻った。増税前の駆け込み需要もあり新車販売が飛躍的に増加した。しかしながら今年度については、増税による反動減から厳しいスタートとなった。再び持続的な回復基調につなげていくため、政府の積極的な経済政策が期待される。景気回復が中々実感できない地方や中小企業も明るさを感じられるよう期待をしている。一方、整備業としては、デフレ脱却に向けた全体の流れを受けて、業界の基盤強化のため、取り組むべきことは積極的に取り組むことが求められている。こうした状況の中、日整連では、一般社団法人として適正な団体運営に努めるとともに、自動車整備業のビジョンの確実な実施、また、整商連では、これからの商工組合事業の在り方について、業界の活性化に向けて事業の推進をしていく」と述べた。
平成２５年度の事業報告では、業界振興・活性化、業界健全化、法制・税制、行政協力・交通安全、情報通信技術(ICT)化促進、環境保全・省資源、自動車使用者、整備技術の向上、自動車整備技能登録試験、広報・国際協力、共済福祉事業、組織運営について、それぞれ実施された対策が具体的に報告された。
また、今年度は役員改選時期にあたるため、改選案が理事会に上程され、新会長には、橋本一豊氏（兵庫県自動車整備振興会会長）が就任、坪内恊致会長（愛知県自動車整備振興会会長）は理事顧問に就任した。また、新任副会長として、渡邉芳博氏（宮城県自動車整備振興会会長）、竹内貢氏（滋賀県自動車整備振興会会長）が選任された。
橋本一豊氏は会長就任の挨拶で、「改めて責任の重さを感じている。全力で整備業界の発展のため、また、整備振興会・商工組合の皆様の期待に応えることが出来るよう最善を尽くす覚悟である。自動車整備業は、車の安全・環境に対し大変大切な社会的役割を担っている。車社会を支えるには、地域の経済や社会にとって欠かせない大きな存在である。しかし、業界の現状を見ると、少子高齢化、ユーザーニーズの多様化、新技術の伸展等、取り巻く環境が大きく変わってきている。厳しい利用環境が続いている。そのため、業界の継続的発展を目指し、全力で取り組んでいく。幸いにも坪内前会長を始め、多くの皆様の努力によって、進むべき方向に的確な道筋をつけてもらっている。新しい時代の要請に応えて、力強い整備業として発展することが出来るよう努めていきたい。また、坪内会長から受けたバトンをしっかりと次に繋いでいきたい」と決意と抱負を述べた。
【橋本一豊（はしもとかずとよ)氏略歴】
昭和7年10月11日生 本籍：兵庫県
学歴：昭和31年3月神戸大学経済学部卒業
職歴：
昭和37年7月 (株)マツダオート兵庫取締役
昭和43年5月 (株)神戸マツダモータース取締役
昭和55年7月 (株)マツダオート兵庫代表取締役社長.
昭和55年7月 (株)神戸マツダモー夕一ス代表取締役社長
平成12年6月 (株)神戸マツダに組織変更代表取締役会長 現在に至る
団体歴：
昭和54年4月 社団法人兵庫県自動車整備振興会理事
昭和54年5月 兵庫県自動車整備商工組合理事
平成5年5月 社団法人兵庫県自動車整備振興会会長 現在に至る
平成5年5月 社団法人日本自動車整備振興会連合会 理事
平成15年5月 兵庫県自動車整備商工組合理事理事長 現在に至る
平成15年5月 日本自動車整備商工組合連合会理事
平成18年5月 社団法人日本自動車整備振興会連合会 副会長
平成18年5月 曰本自動車整備商工組合連合会副会長
平成21年5月 自動車整備技能登録試験中央委員会委員長 現在に至る
平成26年6月 一般社団法人日本白動車整備振興会連合会会長 現在に至る
平成26年6月 日本自動車整備商工組合連合会会長 現在に至る
