ＪＵコーポレーション（東京都新宿区、伊藤行雄社長）は６月１７日、第２６期株主総会を開催。上程された議案は全て承認可決された。
　
　令和５年度の営業成果は、ＪＵオークション出品台数の堅調な推移に支えられ、ＪＵオークションとのネット接続による「ＪＵナビリアル・入札．即落｣、代行落札サービスの「ＪＵトレード｣、共有在庫の「JUテントリ」等、ネット事業の需要の向上と会員向けレンタカー用車両販売の需要により、売上が対前年同期比１０．１％増の２３億８２５０万円､ 経常利益は前年同期比１．９%減の４億６１６４万円と増収減益となった。

　この結果の要因として、収入面においては、２１９百万円の増収の半分近くが、JU会員へのタマ供給を目的とした薄利の車両販売によるものであったこと、また支出面においては、当期から本格化したDX推進への先行投資として、システム関連の事業費用が前期比２０４％の大幅増となったことが主要因となっている。

　全体としては、JUオークションの伸長に伴うJUナビ・JUトレードの好調、また半導体不足による新車供給が解消され始めたことから、JUテントリの流通も回復傾向となり、僅かに減収となったものの、前期に対し遜色ない利益を収めることができた。

＜第２７期の役員人事＞
取締役会長 海津 博 （非常勤・ＪＵ中販連会長）
取締役副会長 松本 富男 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
代表取締役副会長 鈴木 幸昭 （常勤）
代表取締役社長 伊藤 行雄 （非常勤・ＪＵ宮城会長）
常務取締役 原口 広治 （常勤）
常務取締役 鈴木 智明 （常勤）
取締役 竹石 昌弘 （常勤）
取締役 高橋 成人 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 石山 英二 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 塚田 長志 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 財籐 和喜男（非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 上田 純二 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 新園 康男 （非常勤・ＪＵ中商連副理事長）
取締役 荒井 寿一 （非常勤・荒井商事会長）
取締役 山下 晋 （非常勤・ＪＵ中商連常務理事）
監査役 藤原 寛治 （非常勤・長野法律事務所弁護士）
監査役 山下 哲也 （非常勤・オリコ自動車推進部長）