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KCAA南九州(宮崎県えびの市・大峰高社長)は9月12日、「KCAA南九州創立27周年大記念オートークション(AA)」を開催した。出品台数は目標を大きく上回る2529台に上り、成約率は62.0%の今期最高実績を記録する活況なセリとなった。宮崎、熊本、鹿児島のディーラー出品も堅調で、良質小売りダマの仕入れ会場として、活発な応札が飛び交った。
セリ開始前にセレモニーで挨拶に立った大峰社長は「平成3年9月、福岡会場に次ぐグループ2番目の会場として産声を上げました。創立からこれまで、会員、ディーラーの皆様のご支援で今日があることを大変感謝しております。今回の大記念AAでは出品2100台の目標を大きく上回る2500台超のご出品をいただきました。27周年に相応しい良質車が多数出品されています。これからもより良い市場を目指して社員一同努力してまいります」と話した。
来賓にはJU九州の永松守会長と地元・JU宮崎の黒木嘉興理事長を迎えた。
永松会長は「災害の話が多い中ですが、ここKCAA南九州会場から元気な活動を発信していただければ幸いです」と話した。
黒木理事長は「この素晴らしいグループ企業を23歳の若さで立ち上げられた大峰社長はわれわれ業界のレジェンドであり、今なお業界のトップリーダーであられます。役職員の皆様の真摯なお姿とともに、私ども業界の模範であり、誇りでもあります。今期4月から8月の九州管内AA概況を見てもこれは明らかで、九州全体のAA総出品台数が26万5000台、そのうちKCAAグループ2会場の出品台数が22%強に相当する6万台を数えます。このうち2万3000台もの車両が会員の皆様の”懐(ふところ)”に吸収されているのです」と、地元宮崎のみならず九州全体における同社グループの業界への貢献を賞賛した。
同会場ではこの1年間で総出品台数こそ減少している状況だが、成約率が7.7ポイント上昇したほか、来場者数が2.9%増、外部落札が3.8ポイント増と、会場とネットの両面でバイイングパワーが強まっている。中でも自社ネット「四輪牧場」からの落札が17.8%増の6137台まで増加しており、全体成約率の上昇に大きく貢献しており、会場とネットの両面で強い応札が集まる会場として注目される。
当日は県内外から310社もの来場があり、セリ会場はほぼ満席の賑わいだった。外部落札も52.0%に上るなど、会場内外問わず活発なコールが飛び交った。
コーナー別では、「鹿児島映像ディーラーコーナー」が96.3%、「リユースコーナー(ディーラー含む)」が75.6%、「ディーラー&初出品コーナー」が66.2%の高成約率を記録した。
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