プロミス/カーコンビニ倶楽部の全株式を売却
消費者金融大手のプロミスは1月20日、同社グループが保有するカーコンビニ倶楽部の全株式に関する売買契約を19日に締結したと発表した。
プロミスは、グレーゾーン金利の撤廃や消費者の所得に応じた貸出上限金額の設定などといった法改正に前もって対応し新たな貸出先を創出することを主目的として、2007年2月にカーコンビニ倶楽部を傘下に収めて自動車業界に参入した。
しかし、過払金返還訴訟が想定以上に相次いだことで経営環境が著しく悪化。現在は経営体質の強化に向け事業構造改革を遂行中で、その一環として、本業である消費者金融事業への経営資源の集中を図るべくグループ会社の再編を進めており、カーコンビニ倶楽部の全株式についても売却することとした。
一方、カーコンビニ倶楽部は、プロミスグループから外れることに伴う人事として、19日付で内田健氏が社長を退任し、林成治氏が新社長に就任した。林社長は1958年生まれの52歳。1981年にプロミスに入社。2008年10月から約10ヶ月間、カーコンビニ倶楽部の社長に就任した経歴をもつ。
カーコンビニ倶楽部では「自動車業界は景気低迷のなかにあり、カーアフターマーケットにおいてはハイブリッド車やEV、新素材や新技術への対応といった課題も山積している。カーコンビニ倶楽部は、新体制になることで、よりスピード感をもってこれら課題の解決に尽力することにより、業界およびFC加盟店の信頼を獲得し、企業価値向上と業績・業容拡大を図るとともに、地域社会に対する社会的責務を果していく」としている。
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