持続可能なゼロ・エミッション社会に向けた新モビリティのコンセプトを公開 日産自動車
日産自動車(横浜市西区)は11月1日、持続可能なゼロ・エミッション社会における新しいモビリティへの提案を行うとともに、同提案を具現化するモデルとなる電気自動車(EV)のコンセプトカー「NISSANNew Mobility CONCEPT」を公開した。
これは、同社が将来に向けて描いている「EVがもたらす新しい生活像」の中の一つである「高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動・少人数乗車の使用実態に着目した、持続可能かつ効率的で使い勝手のよい移動手段」を実現するものとなっている。
同車両の4 つのキーワードおよび概要は「革新: 近距離移動及び個人用途に適した新しい二人乗り小型モビリティ」「簡単: 誰にでも運転や駐車がしやすい車両サイズ」「安全:オートバイと同等の機動性と高い安全性を両立」「クリーン:走行中の排出ガスゼロ100%電気自動車」となっている。
同社は「超小型で扱いやすく、従来の自動車にはないセグメントを想定した新しいタイプのモビリティ」としている。また「同車両を活用し、ITサポートを通じ公共交通機関とEVを結びつけることによる効率的で利便性の高い公共交通サービス『シームレス モビリティサービ』、朝晩は個人の通勤用車両として、昼間は社用車として利用する『2モードEVカーシェアリング』などのサービスや、市街地や観光地での回遊性向上による地域活性化への寄与などの検討を行う」としている。同社は、アライアンスパートナーである、ルノーと共に「ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる」という目標を掲げており、排出ガスを一切出さない100%電気自動車「日産リーフ」を12月より日本、米国で、来年初頭より欧州で発売する。同社はEVの開発、生産を行うだけではなく、持続可能なモビリティを推進するため、80件を超える世界各国の政府や自治体、企業とのゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結している他、充電インフラの整備、EV用リチウムイオンバッテリーの二次利用、リサイクルの推進など様々な分野における包括的な取り組みを行っている。
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