「HV用ニッケル水素電池の原料化事業」を開始 トヨタ/プライムアースEVエナジー 豊田ケミカ…

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「HV用ニッケル水素電池の原料化事業」を開始 トヨタ/プライムアースEVエナジー 豊田ケミカルエンジ/住友金属鉱山

2010年11月12日

 トヨタ、豊田ケミカルエンジニアリング、住友金属鉱山、プライムアースEVエナジー(PEVE)の4社は、使用済みの「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」に含まれるニッケルを、電池原料として再資源化するリサイクル事業を世界で初めて開始した。

 従来、販売店や解体事業者などで回収された「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」は「還元処理」を行い「ニッケル含有スクラップ」をステンレス原料としてリサイクルしていた。今回、含有ニッケルの高度な選別・抽出技術を開発したことにより、ニッケル製錬工程に直接の原料投入が可能となり、「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」から、再び「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」に戻す、「電池to電池」リサイクルを実現した。

 トヨタは、量産化に対応した「高精度原料化リサイクル施設」を豊田ケミカルと協力して立ち上げ、電池原料のニッケル精製においては住友金属鉱山が協力。また、最終製品となる「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」製造においては、品質確保の面でPEVE社が協力している。「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」の回収には、「トヨタHV引取受付センター」を設置して回収促進を図り、輸送については、部品補給の帰り便トラックを活用することにより、CO2削減にも配慮して環境負荷低減を図っている。今回の日本でのニッケル水素電池に関する資源循環システムの確立について、「トヨタが重点として取り組む、持続可能な循環型社会の構築をより一層進めるとともに、世界的な資源制約に対応した資源循環の推進強化を図るため、実効ある施策としての回収・リサイクル技術を提示するもの」としており、今後はこの資源循環システムの海外への展開も検討していくとしている。

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