いすゞユーマックス(東京都品川区・松本雅明社長)は8月21日、いすゞモーターオークション幕張会場(千葉市美浜区 以下:IMA幕張)にて「ほおずき記念MA」を開催した。会場の入口近くに飾られた「ほおずき」を見入る会員の姿も見えた。同会場は毎月2週目に当たる開催日に記念MAを実施。6月の「あじさい記念」、7月の「七夕記念」といった季節を表す開催タイトルが定着している。
当日の出品は519台を集荷。メーカーオークションである同MAは、いすゞの良質車を求め多くの会員が来場するが、他メーカーのトラックやバスも多く出品されている。また、各種架装が施された特殊車輌も多く出品されており、バイヤーの期待に応える出品内容となっている。
開催の挨拶に立った田中純会場長は、厳しい残暑の中で下見をする会員を気遣う言葉を掛けると共に大型から小型まで揃った多数の出品に謝辞を述べた。
セリ開始後の取材で田中会場長は「来場者は増加傾向にある。中でも外国人会員の来場が増えている。高年式低走行車の人気はもともと高いが、依然として建築関係の車両の人気が高いことが来場会員の増加にも繋がっている。また、トラックは架装内容や状態から、一物一価として現車確認が欠かせないが、最近ではネット応札も増えている」と語った。
当日の結果は成約数353台、成約率68.0%、成約単価127万3,000円の高実績を記録した。