関東中古車AA流通状況(10月後半~11月前半)
関東地区のAA中古車流通は10月後半から11月初頭にかけ、よりタマ不足傾向が進行した。
新車代替補助金終了に伴う新車販売の縮小→中古車発生の減少が続いている。年度末の増販期に入るまではこの状況が続くものとみられる。
一方で発生後一度在庫となった中古車の流通については、今後の供給不足への懸念から在庫として保持し、入れ替えが控えられている状況も多々見られる。
これに加えて、円高、そして仕向け地の次年度の規制・税制の観測待ちから輸出の買いも細っており、国内外からの買いの動きも低調に。そのため、市場は売り、買い、ともに低調化した状況で、AA取引場では出品も応札も減少した商機の薄い状況になりつつある。取引に臨む会員層をはじめとする市場関係者には我慢の時期となる。
先述したように、1~3月の第4四半期には現状からの好転は期待できるものの、その反転効果が景気の下げ圧力でどれほど影響されるか。また、それより前に本年末の換金需要、在庫見切り入替えなどで売り圧力がどれほど強くなるかが要注意ポイント。
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