目録贈呈式を開いた(写真左から林市長と大塚上級理事)

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トヨタユーゼック(千葉市美浜区、北口武志社長)は7月31日、TAA九州会場(福岡県小郡市)を通じて、朝倉市にチャリティー募金21万1700円を寄贈した。全国TAA会場で展開した「TAA58周年記念月間」において、九州会場が独自に行ったチャリティー企画。朝倉市は2017年7月の「九州北部豪雨災害」で甚大な被害があった。朝倉市は同会場の立地する小郡市に隣接することから、被災地復興支援活動として、チャリティー企画を毎年実施している。
同会場では、毎年6月のTAA周年月間のメインイベントで売上金の一部を寄付する独自企画を展開している。19年6月、TAA52周年記念施策「ヴィンテージカーコーナー」を特設し、手数料の一部をチャリティー寄付金に充て、支援活動をスタートした。19年以降で寄付金の累計額は143万250円に上る。
朝倉市では、災害から8年が経過し、被害が甚大だったエリアの復旧工事完了箇所も増えてきたが、今も国や県と連携を図り、災害防止対策、復旧事業の早期化、人口減少抑制に注力しているという。こうした中で、新庁舎の完成も今年11月に予定おり、さらなる市民サービス充実も期待されている。
寄付金目録贈呈式は朝倉市庁舎で行い、林裕二市長が同社の大塚秀次上級理事らを迎えた。