大阪府自動車整備振興会平野地区会（大阪市平野区・大野哲浩会長）は４月２３日、「平成２８年度通常総会」を開催した。大整振の勝田年和専務理事・畑浩司部長を来賓に迎えた。平成２７年度事業報告・収支決算報告や平成２８年度事業計画案について審議・承認した。

　今期事業計画では、①自動車整備事業や自動車保険のコンプライアンスについて会員に対しての徹底、②車検証備考欄に記載される点検整備の実施状況、③先進技術への対応力向上、④大阪府自動車販売事業協同組合の事業内容周知を努め、会員事業場に利用し易い、環境や情報を提供することという４事業を軸とする。同地区会青年部は今年４月の発足で、今後地区会と連携し、組織の活性化と結束強化を図るなど、その活動への期待感は高い。

　勝田専務理事は来賓挨拶の中で「定期点検のユーザーへの周知活動を今後活発化していくとともに、若い整備士が今後増えるために自動車学校や各連携先と募集活動を推進していく」と話した。同地区会では、今後厳しくなる経営環境に対応できるよう、振興会、商工組合、販売組合、関係各団体と連携を図り、会員事業場の基盤強化と永続的な繁栄を目指していく考え。