「車検の速太郎」のフランチャイズチェーン（ＦＣ）を展開する速太郎本部（広島市西区・関口速人社長）は１１月１１日、「第１９回『車検の速太郎』全国オーナーコンベンション」を盛大に開催した。オーナーコンベンションは年に一度、ＦＣ加盟店オーナーが一堂に会し、各種取り組みや成功事例発表のほか、２０１４年度の年間表彰、１０月開催の全国コンテストの結果報告を実施し、１４年度新規加盟店の紹介も行われた。

　関口社長は開式の挨拶で『一客再来』の心を強調。顧客満足を得るためのスタッフの応対の大切さを説いた。「車検の速太郎」の商品力と「一客再来」の心を融合し、顧客に感動を提供することを加盟店と一体となって取り組む。「高品質のサービスを最大限お客様に提供すること」を使命とする中で、「お客様との信頼関係を一層深め、１５０％の感動を提供出来る成長した社員の人格形成が会社を支える」とした。「社員の満足」と「顧客の満足」、「会社の満足」の三者の満足が「車検の速太郎」を成立させている。

　本部報告では、「エンジンオイルパスポート」の取り組み事例発表や本部ホームページの取り組み実績、１５年度の年間研修スケジュールなどを報告した。

　また、１０月２１～２３日に損保ジャパン日本興亜損保の守谷総合研修センター（茨城県守谷市）で開催した「第６回全国検査員コンテスト」と「第４回全国受付応対コンテスト」の結果報告を行った。検査員コンテストは店舗としても初出場・初優勝となる大分中央店の上田芳尚さん（ユアーズ）、受付応対コンテストは昨年４位の雪辱を果たした東岡山店の坂本真織さん（ハヤシ）が見事１位に輝いた。

　１４年度年間表彰の各クラス１位は次の通り（カッコ内は基準となる年間車検台数）。
　▽Ｓクラス（５０００台以上）＝春日井店、▽Ｖクラス（３０００台以上５０００台未満）＝久御山店、▽Ａクラス（２０００台以上３０００台未満）＝可児店、▽Ｂクラス（１０００台以上２０００台未満）＝川崎店、▽Ｃクラス（１０００台未満）大津店、▽Ｎクラス（新規加盟店）＝飯能店

　車検の速太郎の全国ネットワークは現在オープン９３店舗で、加盟契約店１０７店舗に上る。１０年後には２５０店舗体制の構築を目指す考え。