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CAA中部(愛知県豊田市、斉藤啓太社長)は、1月10日、「新春初荷AA」を開催。当日は出品6003台、成約4689台、成約率78.1%、成約単価79万4000円、新規搬入率81.7%を記録。新鮮な車両が数多く集まったことで、高成約率、高単価の盛会となった。
セリ前のセレモニーで、斉藤社長があいさつに立ち、能登半島地震で被災された方々へのお見舞いを述べるとともに「昨年は経済活動の改善が見られる中、原材料費の高騰や海外での紛争もあり、不安の多い1年であった。中古車業界では、新車販売の回復に伴う、中古車発生台数の増加もあり、流通台数は堅調に推移した一方、不信感を高める報道やロシアへの輸出規制などあわただしかった。こうした環境下において、CAAグループでは、昨年『原点回帰』をスローガンに掲げ、会員様の声を真摯に受け止め、出品データの前日確定早期化などを実施。中部会場においては、会員様ニーズに合わせたコーナー編成や商品価値を上げるカークリーニングサービスの提供など実施してきた。昨年7月の『開設35周年記念オークション』では初の出品台数1万台超えを達成することができ、応援していただいた皆様には感謝しているとともに、従業員は未知の領域に挑戦したことで、自信につながっている。本年は『一致団結』をスローガンに掲げ、コミュニケーションを強化し、会員様の更なるビジネスチャンス拡大に貢献するとともに、中古車業界の発展に寄与できるよう、社員一同全力でサポートしていく」と述べた。
取材の場で斉藤社長は、「2023年の出品台数は前年比118%で推移、出品いただいた会員様に感謝するとともに、従業員にも感謝している。今年の中古車流通は、新車の生産が回復にあるものの、ダイハツなどの問題もあり、安定する1年ではなく、楽観視することはできない。ただし、輸出の勢いは衰えていないことから、成約については昨年並みを予想している」と話す。
また、後藤竜也会場長は、「コミュニケーションを大事にしてきた。その結果、選ばれる会場になってきたと思う。また、部署の垣根を越え、会場一丸となって取り組んできたことで、大きく成長することができた。今年は、成約台数、成約率にこだわった運営をしていきたい」としている。
同会場は約3年ぶりに「輸入車初出品&輸入車コーナー」を復活、今開催では355台の車両が集まった。なお、1月の開催では月間出品料無料(流札時)を実施している。
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