2017-12-22 |
JR福島駅西口から2㎞以内の好立地に店舗を構えるハイブリッジ。バイクレーサーとして輝かしい実績を残しながら、生死の一線で勝負をしてきた髙橋勝義社長。常に「どうやったらできるかを考える」という前向きな姿勢に、持ち前の明るさが加わり、多くの管理ユーザーを抱える髙橋社長に考え方と同社の特長を聞いた。(齊藤寛英)
■「考える」ことが染みついたバイクレーサー時代
「20代の24時間365日をレースにつぎ込んだ」と語る髙橋社長は、ロードバイクレーサー歴12年。1991年には国内A級チャンピオンを獲得。鈴鹿8時間耐久ロードレースにも6回出場し、最高8位の成績を収めた。また、当時トップレーサーとして活躍した平忠彦氏が作った「チーム平」の最初のメンバーとしてチームに所属し活動もした。髙橋社長は「レースの運営も含め、レーサー時代から考えることが染みついている。日常生活や仕事においても考え続けると何らかの答えが出る。『どうやったらできるかを考える』ことを意識してきた。バイクショップを始めた時は、資金もなく電柱の穴も自分で掘った。知恵と体を使い、オープンするために必要なこと、できることを行った。悩む前に考えることが大切」と語る。
■車・バイク好きが集える店舗に
創業21年目を迎えるハイブリッジ。移転前は店舗と工場が5㎞離れている環境で16年営業してきた。店舗と工場を一緒にするために20年の節目に店舗移転リニューアルを実施した。併設した工場にはリフト4基を設置。認証工場としてメカニック3人を擁し、陸運局まで500mの好立地に位置している。新店舗のコンセプトはアメリカンファクトリー。憧れのアメリカンガレージを意識し、外観はカフェ風に改装。ぱっと見、車屋に見えないようにすることで、来店しやすい雰囲気づくりを意識した。今は多様な店舗が同居する時代。将来的には車屋とカフェの融合も考えており、オープンテラスにもなる。車・バイク好きが集える店にしたい。
■先を見据えた行動
15年間、中古車だけを扱ってきたが、お客様から新車取扱の要望もいただいた。その声に応えるため。5年前にディーラー権を取得した。今は、ディーラーも中古車に力を入れている。率直に言えば必要に迫られてだが、当社はディーラーの逆バージョン。今までの入り口は販売から整備であったが、今後は車検管理ユーザーに対し、整備を切り口とした販売も行っていく。車業界が厳しくなっていく中で、車販売はもちろん用品取扱など、今は何でもやらないといけない。福島で生き残っていくために、できることをやっていく。先を見て方向性を打ち出していく。
■「明るさ」はハイブリッジのカラー
同店を訪れると社長をはじめスタッフもとにかく明るい。「店に来るお客様や出入りしている業者からも『明るい』と言われる。それがハイブリッジのカラー。「明るさ」で人にも助けてもらった。
人生感は『やらなければならない』。思うではダメ。完全に大丈夫と思えるところまでやる。失敗することが問題ではない。最善を尽くすこと、やるべきことをやることが大事(髙橋社長)」
【社名】株式会社ハイブリッジ
【代表】髙橋勝義
【創業】1997年
【住所】福島県福島市吉倉字前田1-1
【電話】024-545-6411
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