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【繁盛店レポート】バディカ(高松市) BtoB在庫シェアリングを目標に「業販専門店」

2022-07-26


  

  • コンサル領域にも意欲的な中野優作社長
    コンサル領域にも意欲的な中野優作社長
  • 高品質な中古車を全国マーケットに供給するバディカ
    高品質な中古車を全国マーケットに供給するバディカ
  • 香川県高松市西山崎町の「R32号店」
    香川県高松市西山崎町の「R32号店」
  • 明るく清潔感溢れる店舗で小売り販売にも対応
    明るく清潔感溢れる店舗で小売り販売にも対応

 2017年6月の創業から「業販専門店」を標榜するバディカ(高松市、中野優作社長)は5年目を迎え、現在では全国6店舗(香川県3店舗、岡山県1店舗、兵庫県1店舗、千葉県1店舗)を構え、急速に事業規模を拡大している。業販をメインに全国に向けて在庫車を販売する。自社在庫は600台規模だが、月販台数は550台で、在庫回転率100%に限りなく近い。オートサーバーが展開する業界最大手の共有在庫で「5つ星認定」を受けるほか「販売台数全国ナンバー1」(2021年)という高い実績で、業界からの注目も集まっている。

 同社の商品仕入れの大半はオートオークション(AA)から。現在仕入れスタッフは中野社長を含めて6人が在籍するが、毎日全国各地のAA会場をしっかりとウォッチし、莫大なデータと同社ならではの「目利き」で全国各地のAA会場から仕入れるという。設立当初から香川県で事業を拡大してきたが、業販で引き合いがあるエリアが全国に拡大する中で、岡山県や兵庫県、千葉県などへの出店を決め、地域ごとのハブ拠点化を推進中だ。近く九州方面への出店も予定しているという。業販主体だが「最終的にはその落札店の先にユーザーがいる」(中野社長)と、その中古車を必要としているエンドユーザーのことを考えながら「三方よし」の精神で品質の高い良質中古車を全国マーケットに供給する。

 同社が目指しているのは「車の流通をもっと自由に、滑らかに」という考え方だ。将来的には提携販売店とのBtoB在庫シェアリングを展開したいという。同社の広大な展示場と商談スペースを地域の販売店に提供できるような拠点を構築したいという。中野社長が目標とする「在庫1000台」の展示場に多くの中古車販売店が顧客を連れて来店、同社の在庫車を商談するといったスタイルのものだ。
 こうした考え方は現在すでに、ガソリンスタンド(SS)向けに展開中だ。一昨年4月、ガソリンスタンド向けの法令が緩和され、SS敷地内における物品販売(中古車)が可能となったことが大きい。同社がホームネットカーズ(東京都新宿区、江崎眞一社長)と合弁で昨秋から展開するカーピックスの業販事業では同社の持つ在庫車300台あまりを実際に展示車として全国110社のSS店頭に並べている。

 今後はこうしたコンサルティング領域の事業を拡大、業界の活性化に貢献していきたいという。「他社にノウハウを提供し、自分たちはあくまで『裏方』に徹したい。個々の販売店やSSの収益性を高めるとともに、ユーザーに良質車を提供することで『三方よし』を実現したい」という。
 中野社長自身、これまでに培ったノウハウをコンサルタントの立場で提供していきたいという気持ちが強いという。