2021-03-04 |
ガリバーワオタウン幕張店
店長 二宮慎太郎
IDOM(東京都千代田区、羽鳥由宇介社長)の運営する「ガリバーワオタウン幕張店」はオープンして6年目となるが、同社の中でも全国トップクラスの好業績店だ。昨年11月23日には累計販売台数で1万台を突破したという。好業績の要因、取組などを聞いた。
【コロナ禍でも好況】
昨年を振り返ると、コロナの影響で一時的に来店数の減少に見舞われたものの6月緊急事態宣言が解除されて以降は、通勤や通院などの目的にプライベート空間での移動の安全面や納期の早さ、経済的理由から中古車の需要が高まりを見せた。それ以降についても、車の購入が必要となった世帯ニーズをキャッチアップでき、7月~9月は特需効果もあり前年比大幅増、10月の販売台数においても前年同月比で25%増となった。外出自粛中には、ネットアプリのガリバーオート(AI査定)やおうちでガリバー(オンライン商談)の利用が加速したことも大きかった。買取面においても販売同様で、来場者の急回復により活況となった。同社では、買取車両を店舗で直販する自社流通を基軸とするビジネスモデルのため、相場高騰の影響を受けることなく安定した取引ができた。
【ワオタウン幕張店取組】
同店では、広大な敷地を活かした展示車両の多さのみならず、地域のユーザーのマイカーライフの拠点となるような運営を目指している。整備工場併設はもとより、無料で利用できる「洗車コーナー」は、日に80~100組ものユーザーが利用する。待ち時間もゆったりくつろげるカフェコーナーやキッズコーナも用意されており、来場者は土日ともなると200組を超える。こうした利便性だけでなく、より一層ユーザーに寄り添えるような取り組みとしては、当初5名で始まった花火イベント(敷地内で開催)は、口コミが広がり、近年では700名を越えるようになるなど、地域の方にどうしたら喜んでもらえるのか工夫を凝らす。SNSを使ったコミュニケーションにも力を入れる。店舗サービスやおすすめ車両などを紹介するほか、店舗の日常も配信し親近感を持たせている。
【店長からのコメント】
二宮慎太郎店長は「これまで購入してくれたお客様は500名ほどですが、全員の顔と名前を憶えています。お客様との関わり合うことが本当に楽しい。ワオタウンはクルマ選びのテーマパークです。楽しんでクルマを選んでほしい」、「将来は「お客様専用のリゾート施設をつくりたい。専用キャンプ場も用意したい」と話してくれた。
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