2019-08-23 |
中古車販売と認証整備工場を運営する菊井自動車(24レンタCAR八千代緑が丘店:千葉県八千代市、菊井洋章社長)は、「24時間セルフレンタカー(24レンタCAR)」を活用し業績を上げている。利用のきっかけは、昨年10月に店舗を移転したことに始まる。現在の店舗で、前の中古車販売店がレンタカーを運営していたこともあり、それを目当てによくお客様が来店していた。これほどニーズがあるなら自分でもやってみようと、「24レンタCAR」を運営するバリューアップ(横浜市中区、堤正人社長)に相談、今年の5月からサービスを活用したところ想定をはるかに上回る来店になった。
本業はあくまで中古車販売と整備業だが、レンタカー事業を開始したことにより、貸し出した車を購入したいというユーザーのニーズもあり、中古車販売台数も増え、手応えを感じているという。現在ではレンタカー用の車両は、軽自動車3台、ワゴン車1台、バン1台、コンパクト1台と計6台まで増やしている。6台すべてが中古車で登録から8年以上が3台、8年以内が3台という。
これまでにレンタカーを利用したユーザーは約60名で、その内半数はリピーターとなっている。当初はポスティングなどで宣伝活動を行っていたが、来店のきっかけとなるのは、ほとんどがネット(24レンタCARの共通サイト)からの申込となっている。近隣に集合住宅やアパートが多いためか、活用するのは若い世代か年配の方が中心となる。24時間のセルフレンタカーなので、深夜帯の来店も多く、ライフスタイルの変化に対応しているようだ。
「世の中の変化は激しく、以前のように車を所有する人は今後少なくなっていくかもしれない。その時が来ても慌てないように、今から自社でレンタカーユーザー数を増やして将来に備えたい」(菊井社長)
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