2022-07-28 |
松山オート(長野県飯山市、松山幸市社長)は輪業から創業し、地元に愛され、およそ90年になる老舗店。コアラクラブに加盟したのは11年前になる。加盟前から将来を見越して個人リースを手掛けていたが、同FCに加盟してからは契約数が飛躍的に拡大したという。通常の中古車販売も行うが、長期に渡り顧客とつながりが持てる個人リースも同時に手掛け、未来のための財産を積み上げる。年間およそ100台に上るリース車両の契約があるという松山社長に話を聞いた。
【サービス開始のきっかけとメリット】
当初は自社サービス工場の稼働率を上げるにはどうすればよいかを考えていた。リースには、メンテナンスが必須で法定点検や車検等で定期的にサービス工場を活用する場面が提供できる。そこには車販につながるケースもあり、リースを活用することによるメリットをすぐに実感することができた。当時はオークション相場も高く特に雪国仕様の4WD車は高騰していた。タマ不足、仕入れ難が続き、自ら中古車を売る側からつくる側に回ろうと逆転の発想をした。新車でリース車両を契約(販売)すると、数年後には再リースもあるが、ほとんどの場合、買取となる。その車両はしっかりと点検整備を受けた良質な中古車として再販ができる。
【ニーズに合わせた提案】
この地は少子高齢化が進んでいて人口も少ないので専門店化は難しいが、時代背景に併せた経営感覚が必要だと思う。現金、クレジット、リース、メンテパック等様々な買い方乗り方ある。そのニーズにあった提案が出来るようにしている。メンテDEキリコは自社オリジナルのメンテナンスパックだが、地元のお客様には大変好評価をいただいている。リースは、乗っている間にメリットを感じてもらうことが重要なので、地域性に合わせた独自の取組が必要だと思う。
【未来の財産づくり】
年間リース車両の契約は100台程度で8割は新車となる。中古車の販売は年間200台なので合計300台。リースの100台は未来の財産なので、この販売比率を高めていくことが安定的な事業運営につながっていく。工夫、独自性、差別化を行い、お客様が喜んでくれれば未来は創れる。そのためには、お客様とのつながり、スタッフの人材育成とコミュニケーション、とにかく「人間力」を磨き続け、地域の皆さんと固い絆をつくりたい。
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